WHO=世界保健機関は27日、新型コロナウイルスの新規感染者数の報告書を発表しました。今月24日までの1週間当たりの新規感染者数は日本が、およそ97万人と世界で最も多くなっています。
今月24日までの1週間当たりの新規感染者数は、世界全体で660万7653人と前の週より3%減少しました。
新規感染者数は、世界全体でわずかに減少していますが、東アジアでは増加傾向が見られ、前の週に比べて、モンゴルはおよそ7倍、韓国は80%増えています。
日本も73%増えていて、新規感染者数は96万9068人と世界で最も多くなっています。
アメリカは3%減って86万97人、ドイツは16%減って56万5518人などとなっています。
厚生労働省が28日公表したまとめによりますと、今月20日から26日までの1週間に感染が確認されたのは、速報値で120万4385人と前の週の2倍に上りました。
年代別では
▽20代が最も多く、19万1337人と全体の15.9%を占めています。
このほか
▽30代が18万1933人で15.1%
▽40代も18万9063人と15.7%で先週と比べて0.5ポイント前後増加していて、徐々に若年層から幅広い世代に広がる傾向にあります。
一方
▽10歳未満の子どもは15万4150人と12.8%
▽10代は18万9844人と15.8%で、先週と比べて1ポイントほど減少する傾向となっています。
このほか
▽50代は12万8813人と10.7%で先週と比べて0.5ポイントほど増加
▽60代以上は合わせて15万7364人で全体の13.1%で、0.4ポイントほど増加しています。