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つれづれなるままに日暮らし

竹や木で作る自転車が凄い ハラ・ジェルソン・アイザワさん 大阪市住吉区 「GeRWORKS」

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「LIFE ~夢のカタチ~」4月23日(土)放送 - YouTube

自然素材を使って唯一無二の自転車フレームを作る。そんなユニークな工房が大阪・住吉区にあります。メイン素材となるのは、軽くて強くしなやかな竹。完全オーダーメイドで乗り手にジャストフィットすることから、サイクリストたちに注目されています。
作るのは、来日21年目のブラジル・サンパウロ出身の日系三世、ハラ・ジェルソン・アイザワさん。

材料は、真竹。真竹は先細りしにくく太さが一定のため、自転車のフレームに適しているそう。「竹は収穫してから乾燥させます。一見、真っ直ぐに見えるけど、微妙に曲がっていて、円にも歪みがあります。一つ一つ個性があるので、その特徴をつかんで作るのが難しい」普通の自転車と較べると、軽くて錆に強い。また竹製のフレームはよくしなり、地面からの振動を吸収してくれるので、乗り心地も抜群。でも問題は強度でした。ジェルソンさんは、ポルトガル語で書かれたブラジルの、「船の構造専門書」を読み込んで研究しました。鉄のパーツと竹を結合する部分を、カーボンファイバーとガラスファイバーで圧着する製法は、この本からヒントを得ています。その強度は、「プロのロードレーサー・レベル」と専門機関で認定されています。塗装に使っているのは、漆の代用品で紫外線に強いカシュー塗料。「ブラジルに住んでいた頃、お祖母ちゃんの漆塗り弁当箱が美しくて、漆塗りの勉強をしたのがきっかけです」

サンパウロ生まれのジェルソンさんは、ブラジル人なら誰もがプレイするサッカーが苦手だったため、自転車にのめり込みます。来日したのは22歳の時。結婚を機に妻のふるさとである大阪に移住します。様々な仕事を経て、長年の夢だった自転車作りを始めたのでした。ジェルソンさんが手作りした、ユニークな自転車をいくつか紹介します。

ジェルソンさんを支えるのは、妻と11歳の娘さん。父の仕事に興味津々の娘・ジォバンナちゃんは、学校が終わるといつも工房にやって来ます。「竹が自転車になっていくのが面白い」そんな中、放置竹林の竹を使って新たなオーダーが。さて、どんな自転車になるのでしょうか?

gerworks.sakura.ne.jp 

竹や木で作る自転車 豊中 

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