黒海（Black Sea）艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ（Moskva）」
ロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」（2015年12月17日撮影、資料写真）。
「モスクワは第二次世界大戦以来の敵の行動によって沈められた最大の軍艦になる」
モスクワは、排水量１万２５００トン、乗組員は約５００人。司令官や幕僚が座乗し、多数の通信機によって艦隊に指揮命令する。巡航ミサイル「ブルカン」（射程７００キロ以上）１６発や、防空ミサイルシステムＳ３００の艦載型「フォルト」などを搭載
ウクライナ南部オデッサ州のマキシム・マルチェンコ知事は１３日、同国が誇る複数の対艦ミサイル「ネプチューン」で攻撃し、深刻な打撃を与えた
モスクワの攻撃には、トルコ製のドローン「バイラクタルＴＢ２」も使われたという情報もある。
英大衆紙「デーリー・メール」は、ドローンがモスクワのレーダー警戒システムの注意をそらした後、対艦ミサイルで攻撃したと伝えた。
「旗艦は通常、多数のレーダーやコンピューターを搭載し、作戦全体の命令系統の中枢を仕切る。最新鋭の対空兵器で武装しているため、攻撃は容易ではない。
ウクライナ軍がドローンで注意をそらし、ミサイル攻撃を加えたとすれば、技術的・戦略的にも高い能力を示した。
