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つれづれなるままに日暮らし

水星が東方最大離角(2022年1月) @ 自然科学研究機構 国立天文台

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東京では1月7日から11日の間、日の入り30分後の水星の高度が10度を超えます。

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水星は、太陽系の最も内側を公転している惑星です。このため水星は、見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽からの見かけの位置が離れる「最大離角」前後に限られています。
1月7日に水星は東方最大離角を迎え、日の入り直後の西の低空で見つけやすくなります。東京では1月7日から11日の間、日の入り30分後の水星の高度が10度を超えます。他の地域でも大きな違いはなく、水星を観察できるチャンスとなります。
山や高い建物等で視界が遮られていると、空の低い位置までを見渡すことができません。低空にある水星を見つけるためには、西の空が開けている場所を選びましょう。低空に雲のない、良く晴れた日が観察には最適です。しかし、夕焼けの残るほの明るい空の中に水星を探すのは少し難しいかもしれません。そのような時は、双眼鏡を使うと探しやすくなります。双眼鏡を使う際は太陽を見ないよう、太陽が沈んでから観察を始めるようにしてください。