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つれづれなるままに日暮らし

トム・クルーズ主演 映画「宇宙戦争」(2005) / H・G・ウェルズ . イギリス (1898年)

トム・クルーズ主演 映画「宇宙戦争」(2005)
ニュージャージーに暮らすレイは労働者階級のごく平凡な男。別れた妻との息子と娘との面会の日、空が突如不気味な黒い雲に覆われ、強風が吹き荒れ、激しい稲光が地面に巨大な穴を空ける。大地が震え、地中で何者かが激しくうごめき始め、その光景を呆然と見つめていたレイ。町が次々と破壊され、人々がパニックに陥る中、レイは子どもたちを守るため懸命に奔走する。【日本語字幕】

BS日テレ 

movies.yahoo.co.jp 

宇宙戦争」殺戮と破壊は「プライベート・ライアン」ばりだが

H・G・ウェルズの原作が、どれほど読まれているのか知らないけれど、原文そのままな感じのオープニングのナレーションに、ちょっと驚き、期待が高まるプロローグ。

 

 そして、トム・クルーズ扮するニュージャージーの湾岸労働者を父に、崩壊した家族がスケッチされる様は、スピルバーグ監督の得意とするところだが、従来の作品とは逆に、不在になるのは母親で、父親の視点からストーリーが語られていく。ほどなく天変地異が起こり、地の底から太古から埋められてたという(これは映画のオリジナル・アイデア)エイリアンの戦闘機械トライポッドが出現し、破壊と殺戮の限りを尽くし始める。この惨劇シーンは「プライぺート・ライアン」のノルマンジー上陸作戦を彷彿とさせるほど迫力満点で、モトをとれた気分にさせてくれる……のだが、面白いのも前半の1時間まで。

母親のいるボストンに向かう父と娘、息子3人の必死の逃避行、サバイバルは、ティム・ロビンス演じる男を含め、キャラの行動が不可解になり、なんの説得力も感動もなくドラマはボロボロで、信じられないエンディングを迎える。およそスピルバーグらしくなく、即製拙速の脚本がひどすぎた。(高橋良平

www.google.com 1898年 

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