関西を中心に感染が拡大した3月から宣言が解除された6月20日まで、自宅や宿泊施設での療養中に亡くなった人の数と、病院や宿泊施設へ入るために保健所が調整している最中に亡くなった人の数を自治体から聞き取った。
この期間中のコロナによる死者数は、全国で約6500人だ。
8道府県で死者が確認され、最も多かったのは大阪府の19人。次いで兵庫県の15人、北海道の7人だった。
関西の状況をみて、4月下旬に大阪府などと同じタイミングで宣言を早めに出した東京都では0人だった。
大阪府では4月中旬以降、感染者が激増。治療を必要とする患者は5月上旬に2万人を超えた。