仙台市の郡市長は、人流の増加は感染の再拡大のおそれがあるとして、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に無観客での開催を求める要請書を送りました。
宮城県の村井知事は、県内の自治体で反対しているのは仙台市のみだとしたうえで、観客を入れて開催する考えに変わりがないことを改めて強調しました。
村井知事は「まん延防止等重点措置」などが出されないかぎり観客を入れて開催する考えを示しています。
宮城県 村井知事は “有観客” 開催の方針変わらず
「仙台市以外の首長や、経済団体などからは観客を入れてやるべきだという声を寄せていただいている。賛否両論あるが、総合的に判断するのが私の役目だ」と述べ、観客を入れて開催する考えに変わりがないことを改めて強調しました。
県医師会や仙台市医師会、それに東北大学病院が、無観客での開催を求める要望書を12日、県に提出したことについて、村井知事は要望は重く受け止めなければならないとしたうえで、「現在、県内は『ステージ2』の状況で、そのほかの大規模イベントはルールどおりやっているので、その範囲内であれば全く問題ないと考えている」と述べました。
7月13日 23:59現在
直近1週間の人口10万人あたりの感染者数 16. 宮城県 6.11人