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つれづれなるままに日暮らし

第6回 人新世時代のものと人間の存在論 @ 「人新世」時代の文化人類学(’20)

「人新世」時代の文化人類学(’20) 

第6回 人新世時代のものと人間の存在論 

人新世時代の人類は、人間をどのような存在として捉えれば良いだろうか。人新世時代においては、自然と文化の境界が揺らぎ、それに伴って様々な人間とそれ以外の動物やものや機械との境界も揺らぐ。ここでは、全てのものを捨てて避難しなければならなかった東アフリカの遊牧社会の国内避難民の事例を検討することで、人間とものが一体化した物質文化(ものの文化)を検討する。また、人間を越える人工知能の問題を考えることを通じて、人間を閉じた存在ではなく、非人間とのネットワークにひらかれた存在として捉え直す。そして、こうした事例をもとに、人新世時代のものと人間の存在論を考える。
【キーワード】
構造主義存在論、サイボーグ、人工知能、シンギュラリティ、国内避難民、クトゥルー新世

担当講師:湖中 真哉(静岡県立大学教授)  

電王戦 2014年 

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