飛鳥に宮都が置かれていた崇峻天皇5年(592年)から和銅3年(710年)にかけての118年間を指す。
聖徳太子が摂政になった推古天皇元年(593年)から藤原京への遷都が完了した持統天皇8年(694年)にかけての102年間を指す。
年表[編集]
- 531年(継体天皇25年) - 欽明天皇即位する。
- 535年(安閑天皇2年) - 屯倉(みやけ)を多く置く。
- 538年(宣化天皇3年) - 仏教伝来(『元興寺伽藍縁起并流記資財帳』の説)
- 540年(欽明天皇元年) - 秦人・漢人の戸籍を作る。
- 552年(欽明天皇13年) - 仏教伝来(『日本書紀』の説)
- 571年(欽明天皇32年) - 欽明天皇没する。
- 572年(敏達天皇元年) - 敏達天皇が即位する。
- 585年(敏達天皇15年) 敏達天皇崩御。
- 587年(用明天皇2年) - 仏教に帰依せんことを群臣に諮る。物部氏と蘇我氏対立し、蘇我氏勝つ。用明天皇没する。
- 588年(崇峻天皇元年) - 崇峻天皇が即位する。
- 592年(崇峻天皇5年) - 崇峻天皇が暗殺される。推古天皇即位。
- 593年(推古天皇元年)- 厩戸皇子(聖徳太子)が皇太子に立てられ、摂政となる。
- 600年(推古天皇8年) - 『隋書』によれば、倭国より遣使。
- 603年(推古天皇11年) 冠位十二階を制定する
- 604年(推古天皇12年) - 十七条憲法制定。
- 607年(推古天皇15年) -『日本書紀』によれば、初の遣隋使(大唐国と記載)。『隋書』では2回目と記載。
- 608年(推古天皇16年) -裴世清が答礼使として来日。
- 628年(推古天皇36年) - 推古天皇没する。遺詔を巡って群臣争う。
- 629年(舒明天皇元年) - 田村皇子即位し、舒明天皇となる。
- 645年(皇極天皇4年) - 中大兄皇子・中臣鎌足ら、蘇我入鹿を宮中で暗殺する。蘇我蝦夷自殺する(乙巳の変)。軽皇子が即位。孝徳天皇となる。
- 646年(大化2年) - 改新の詔を宣する。(大化の改新)
- 654年(白雉5年) - 10月、孝徳天皇難波宮で没する。
- 655年(斉明天皇元年) - 1月、皇極天皇重祚し、斉明天皇となる。
- 663年(天智天皇2年) - 白村江の戦い(はくそんこうのたたかい)で大敗する。
- 670年(天智天皇9年) - 全国的に戸籍を作る(庚午年籍)。
- 672年(弘文天皇元年・天武天皇元年) - 天智天皇没する。壬申の乱。飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)に遷る。
- 681年(天武天皇10年) - 飛鳥浄御原令の編纂を開始する。
- 690年(持統天皇4年) - 戸令により、庚寅年籍を作る。
- 694年(持統天皇8年) - 藤原京に都を移す。
- 697年(文武天皇元年) - 持統天皇譲位し、文武天皇即位する。
- 701年(大宝元年) - 大宝律令の撰定完成する。
- 707年(慶雲4年) - 文武天皇(25)没し、元明天皇即位する。
- 708年(和銅元年) - 武蔵国から銅を献上する。改元する。和同開珎を発行する。
- 710年(和銅3年) - 平城京に遷都する。