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つれづれなるままに日暮らし

「毛髪診断コンソーシアム」 「がんの超早期発見に挑む!」

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髪の毛は健康データの“宝庫”毛髪診断で健康診断が身近に?

毛髪の形状や成分から、現在の健康状態や将来の病気リスクを見通そうという研究が進んでいる。日本企業10社以上が参画して立ち上げた「毛髪診断コンソーシアム」だ。毛髪にはミネラル、たんぱく質、脂質、ホルモン、色素、遺伝など様々な健康情報が蓄積されている。健康な人と病気の人の毛髪成分を比較すれば、病気の早期発見につながるヒントが得られる可能性がある。

プロジェクトを主導するのはアデランス研究開発部の太田あつ子さん。祖母が脱毛症に悩まされていたことからヘアケア業界に就職。女性向けのヒット商品を打ち出してきた。父が病気で倒れたこともあって、誰でも簡単に受けられる健康診断の必要性を実感していた。
精度の高い健康診断サービスを完成させるためには、なるべくたくさんの検体が必要だ。太田さんは全国の病院を訪ね歩き、入院患者の毛髪を検体として提供してほしいと依頼。果たして太田さんのプロジェクトに賛同してくれる病院は現れるのか…
アデランスは2020年にも髪の毛を使った健康情報サービスを実用化させる計画。ゆくゆくは全国の美容室にこのシステムを売り込み、健康の見守り施設として進化させる狙いだ。

 

尿1滴で がんを“超”早期発見 いよいよ実用化へ

日本人の2人に1人がかかると言われる「がん」。2020年はがんを簡単に早期発見できる、スタートの年になりそうだ。東芝は、血液1滴でがんを発見できる検査キットを開発中。すい臓がんや乳がんなど13種類のがんを2時間以内に99%の精度で判定できる。料金は2万円以下を想定。2020年から実用化に向けた実証実験を始める。
さらに、尿1滴でがんを早期発見できるシステムも進化しようとしている。バイオベンチャー「HIROTSUバイオサイエンス」は、線虫と呼ばれる体長1ミリの虫を活用して、がんの有無を判定する検査を2020年1月に実用化する。線虫は嗅覚に優れ、健常者の尿の臭いからは避ける一方、がん患者の尿の臭いには寄っていく習性がある。現在は15種類のがんを86.8%の的中率で見つけだす。ガイアの夜明けは2018年12月放送の「がんの超早期発見に挑む!」でも取材していた。

東芝は、血液1滴でがんを発見できる検査キットを開発


2019年秋には都内に新しく検査解析センターを設立。協力してくれる自治体を中心にトライアル検査を開始した。これで問題がなければ、初年度は25万人規模でスタートする計画だ。
実用化に向けて一番の課題だったのが、線虫をいかに計測するか。実験段階では線虫の数を目視して手作業で数えていたが、大量の検体を処理するためには機械化が不可欠。広津社長の大学時代の教え子で、今は研究部門のトップを任されている魚住隆行さんを中心に、より効率のいい機械による検査方法を2年にわたって研究してきた。そこに名乗りを上げたのが愛媛県の中小企業たち。画期的な検査に可能性を感じ、ぜひ機械の開発を任せてほしいというのだ。そしてオール愛媛の底力で、完成した試作機は、目視の20倍の速さで線虫を計測できる。一人でも多くの人をがんから救うために・・・、その挑戦はこれからも続く。 

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