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つれづれなるままに日暮らし

『「信濃の国」殺人事件』 内田康夫 水内ダム

内田康夫サスペンス 信濃コロンボ5 〜「信濃の国」殺人事件〜

信濃の国は十州に境連ねる国にして…
長野県歌「信濃の国」の歌詞に出てくる場所で次々と起こる連続殺人事件!
長野オリンピックに隠れた怨念とは…

信濃コロンボ」シリーズ第5弾! 寺脇康文演じる主人公の警部・竹村岩男は、俳句が趣味で着古したバーバリーのコートがトレードマーク。その姿を「コロンボ気取り」と揶揄される冴えない見かけの田舎刑事である。しかし、人一倍のしつこさと粘り、卓越した推理力はまさに「刑事コロンボ」さながら。本作はそんなちょっと風変わりな“信濃コロンボ”の活躍を描く本格サスペンス。

【ストーリー】
信濃コロンボ」こと長野県警捜査一課・警部、竹村岩男(寺脇康文)は休暇をとり、妻・陽子(麻生祐未)と木曽へ小旅行にやってきた。今回も友人の町医者・丸山亮介(温水洋一)も一緒だ。木曽の名勝を訪れ、写真を撮ったり俳句を読んだりと上機嫌の竹村たちは、木曽の街中でバスツアー観光客と一緒になり、バスガイドが長野県歌「信濃の国」の説明をしているのを耳にする。そんな中、水内ダムで死体が発見された。遺体は信濃毎朝新聞の記者・牧田祐三(井上康)のものだった。早速捜査を始めようとする竹村に、長野西署署長・安岡警視正山田純大)は、自分がいるから信濃コロンボの出番はないかもしれないとけん制する。

内田康夫『「信濃の国」殺人事件』(徳間文庫刊)

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