大分国東半島 六郷満山1300年「II.学問の山から修行の山へ」
神様と仏様が日本で最初に出会った場所・大分県の国東半島は、かつて修験者たちが、悟りの境地を求め修行を重ねてきた、霊験あらたかな地です。
半島にそびえる両子山から海岸に向かって続く谷には、武蔵、来縄、国東、田染、安岐、伊美の六つの郷があり、その一帯のある寺院の総称が「六郷満山」。そして昨年は、六郷満山開山1300年の節目の年でした。
「六郷満山」の歴史や文化を、3回に渡って広くご紹介していきます。
第2回では、国の荘園遺跡に指定されている田染の中心に位置する、「真木大堂」の大威徳明王像、木造不動明王像、阿弥陀如来、
そして山の上の崖に掘られた熊野摩崖仏など、重要文化財や貴重な文化材の数々を紹介。六郷満山に脈々と受け継がれる僧侶の修行、「峯入り」の映像もお届けします。
五辻の岩屋
千灯寺跡
BS11 (*)
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