日本政治外交史(’19)
第9回 第二次世界大戦と日本
担当講師:奈良岡 聰智(京都大学大学院教授)
1930-40年代に日本が行った戦争は、しばしば「15年戦争」と総称されるが、その内実は極めて複雑である。日本が、アメリカ、イギリス、中国、ソ連と同時に戦争を行い、敗れたのは、多くの選択と錯誤を繰り返した結果であって、日中戦争や太平洋戦争は決して必然でも不可避でもなかった。この回では、あり得たかもしれない様々な「可能性」を視野に入れながら、第二次世界大戦と日本の関わりについて検討する。
【キーワード】
日中戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦
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昭和天皇独白録(しょうわてんのうどくはくろく)は、昭和天皇が戦前、戦中の出来事に関して1946年(昭和21年)に側近に対して語った談話をまとめた記録。最初は『文藝春秋』1990年12月号で公開された。
月刊正論 『昭和天皇独白録』(文春文庫)に記された、厳しい時代を生きられた昭和天皇の世界観を中西輝政氏が読み解く。 伝統と合理主義の共存 「リットン報告書」に関する記述の真意 混迷する時代にこそ心に刻むべき御心.
文春文庫『昭和天皇独白録』寺崎英成 M・テラサキ・ミラー 編 | 文庫 ...