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つれづれなるままに日暮らし

【Genequest】 【骨に関する遺伝子】結果項目アップデートのお知らせ

骨粗鬆症】【骨密度】の項目が更新

18歳頃をピークに人の骨量は少しずつ低下しますが、何かしらの原因で骨量が20%~30%も低下して骨の構造が弱くなり、骨折しやすくなった状態を骨粗鬆症と言います。

 

骨の強さにも個人差があり、遺伝子も関与していることが研究されております。

このたび各項目に関連する遺伝子を追加し、より詳細な解析結果に更新いたしました。

 

高齢になるにつれ、骨折は深刻な問題となっていきます。

この機会にご自分の遺伝的体質をたしかめ、生活習慣の改善に是非お役立てください。

骨粗鬆症

リスクは平均の1.16倍(平均的)です。

骨粗鬆症とは?

 骨量は18歳頃を過ぎると少しずつ低下します。しかし、何かしらの原因で骨量が20%~30%も低下して骨の構造が弱くなった状態を骨粗鬆症と言います。

骨粗鬆症は加齢、閉経、ダイエットにより引き起こされる原発骨粗鬆症と、病気や服薬により起こる続発性骨粗鬆症の2つに分けられます。
身長が縮む、背中や腰が丸くなる、症状が進むと背中や腰の激痛が起こることもあります。骨粗鬆症の発症率は加齢と共に増大し、特に女性の閉経後は骨を作るもとになる女性ホルモンが減少するため罹患しやすい傾向にあります。

骨粗鬆症を患っていると、ちょっとしたことで骨折がおこりやすくなります(脆弱性骨折といいます)。
特に50歳以降に太ももの付け根(大腿骨近位部)や背骨(椎体)の骨折を経験していると、他の部分で骨折を経験している人よりもその後の骨折リスクが高まります。
高齢者が骨折した場合には、治るのに時間がかかるために筋肉が弱くなり、結果寝たきりの原因になることが懸念されますので、予防はとても重要です。

この項目では、骨粗鬆症が原因となる骨折の起こりやすさのリスクを表示しています。

 

予防のためにあなたができること

 1日700~800mgのカルシウムを積極的に摂取しましょう。牛乳・チーズ・ヨーグルト・シシャモ・豆腐・納豆・小松菜などにカルシウムが多く含まれています。毎日の食事に牛乳では一本分、豆腐では半丁分を追加するのが目安です。特定保健用食品で「カルシウム等の吸収を高める」、「骨の健康維持に役立つ」と表示した食品などを摂取するのも助けになるでしょう。ただしカルシウムだけでなく、ビタミンD・ビタミンK・タンパク質等の栄養素や適度な運動、日光浴も重要です。
日本人は元々カルシウム不足の傾向があります。栄養素の摂取量が減ってしまうので、無理なダイエットは禁物です。また年配になるほど、骨代謝に必要な栄養素を積極的に採ることを心がけましょう。
また、早い時期から対処するために定期的に検査を受けて体の状態を確かめたり、骨粗鬆症と診断された場合には医療機関の指示に従い治療を根気よく続けることも重要です。
さらに、多くの骨折は転倒したときに起こりますので、生活習慣や治療のみでなく、階段に手すりを設置する、家の中の段差をなくす、座ったままでできる運動を取り入れるなど、生活の中で転倒しない工夫をすることも大切です。

参考資料

骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年度版  (http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf)
公益財団法人 骨粗鬆症財団 (http://www.jpof.or.jp/)
公益社団法人 日本整形外科学会 (https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteoporosis.html)
一般財団法人 日本生活習慣病予防協会  (http://www.seikatsusyukanbyo.com)
日本転倒予防学会  (http://www.tentouyobou.jp/index.html)

【骨密度】 

日本人の37.4%があなたと同じ遺伝子型(AA)です。 骨密度が低めのタイプ

日本人の97.7%があなたと同じ遺伝子型(TT)です。 骨密度が一般的なタイプ

日本人の94.5%があなたと同じ遺伝子型(AA)です。 骨密度が一般的なタイプ

参考資料

骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年度版  (http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf)
公益社団法人 骨粗鬆症財団 (http://www.jpof.or.jp/)