日本の古代中世(’17)
第3回 律令国家への道
隋・唐が成立する国際関係の中で、7世紀前半の倭王権の支配構造や仏教受容の文化動向を明らかにする。また、7世紀後半の国際関係の下、「大化改新」、白村江の敗戦、壬申の乱を経て、天武・持統天皇により藤原京・律令が作られ、天皇制や律令国家が形成される過程をたどる。
【キーワード】
倭王権、飛鳥時代、「大化改新」、白村江の敗戦、壬申の乱、藤原京、律令、天皇制、律令国家
第5回 平安王朝の形成
桓武天皇による平安新王朝の成立と長岡京・平安京建設の意義、および平安京の構造について理解する。また対蝦夷戦争の展開や、それが蝦夷の社会に与えた影響を考える。さらに最澄・空海による平安新仏教の成立と、これを含めた平安初期の仏教全体についての理解を深める。
【キーワード】
桓武天皇、長岡京、平安京、三十八年戦争、坂上田村麻呂、最澄、空海