2018-08-15 第2回 新しい古代地中海世界像とローマ帝国像を求めて @ 第2回 新しい古代地中海世界像とローマ帝国像を求めて ヨーロッパの歴史1(’15)第2回 新しい古代地中海世界像とローマ帝国像を求めて西欧中世の世界は、フランク王国が勢力を拡大し、教皇権と協力しながら西の帝国を復興させることで成立した。教皇によるフランク王カールの皇帝戴冠はその決定的な瞬間である。ここでは西欧世界において、ビザンツ帝国の影響を脱した独自のキリスト教帝国が形成された過程を考える。【キーワード】 キリスト教、教皇権、フランク王国、カール大帝、ビザンツ帝国執筆担当講師名:甚野 尚志 (早稲田大学教授)担当講師:島田 誠(学習院大学教授)ヘニキア (*)ギリシア人