2017年
4月 吉永 小百合
「愛と死をみつめて」「キューポラのある街」「映画女優」
5月 香川 京子
「近松物語」 「おかあさん」「まあだだよ」 (*)
6月 山本 富士子
「墨東綺譚」「私は二歳」
7月 若尾 文子
「浮草」「最高殊勲夫人」「しとやかな獣」
8月 富司 純子
「あ・うん」「あ、春」
10月 加賀 まりこ
「乾いた花」「月曜日のユカ」「麻雀放浪記」
11月 岩下 志麻
「秋刀魚の味」「無頼漢」
12月 夏目 雅子
「時代屋の女房」「魚影の群れ」
2018年
2月 浅丘 ルリ子
「愛の渇き」「ギターを持った渡り鳥」
3月 桃井 かおり
「幸福の黄色いハンカチ」「東京夜曲」
夜の街を、断続した列になってひたひたと歩く十人の女の黒い行列は、長く不気味である。
一人の黒づくめの服装の女を、同じように黒っぽい衣装の九人の女が追っているのだ。
暗い空地に黒づくめの女を追いつめて取り囲んだ九人の激しい憎悪の眼。
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番組詳細
2018年01月15日放送
現代人の愛と生活を鋭く描破する大映超豪華大作
【ストーリー】
夜の街を、断続した列になってひたひたと歩く十人の女の黒い行列は、長く不気味である。一人の黒づくめの服装の女を、同じように黒っぽい衣装の九人の女が追っているのだ。 暗い空地に黒づくめの女を追いつめて取り囲んだ九人の激しい憎悪の眼。黒づくめの女は悲痛に叫んだ「私の夫を私が取り返しただけのことです!」女たちは、風松吉という男の妻と恋人たちである。 風松吉はテレビのプロデューサーだ。煩雑な社会の中で、メカニズムに押し流されている彼はいたずらに忙しい。 彼に云わせると、その時々の状況が自然に女に近づかしたのであって、自分は心やさしい人間だとは思っているが、罪の意識などは持っていない。 女の方でも対手の男に責任を感じないで付き会えるとなると肉体の交渉を持つのが近頃の風潮でもあるらしい。
【出演者】
山本富士子、岸恵子、宮城まり子、中村玉緒、船越英二、森山加代子、岸田今日子、倉田マユミ
【スタッフ】
製作 永田雅一
企画 藤井浩明
オリジナルシナリオ 和田夏十
監督 市川崑
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