キネマ旬報社刊《小林旭読本 -歌う大スターの伝説-》プラスアルファ - FC2
kyotonikkatsu.web.fc2.com/nikkatsu/akiradokuhon.htm
ただし 基本的にはキネマ旬報社刊《小林旭読本 -歌う大スターの伝説-》(2002年3月20日発行 第一刷)に掲載されている事柄を元に解説をしますので、例えば誌面に書かれていない役者 さんやその役名が判っている場合があったとしても、それはここでは基本的には触れません (後に有名になった方や、よほど重要な役を演じた方などの抜けは補足します)。 ... 三原一夫(後に花村彰則)さんの役は、“花屋京四郎が宿泊するホテルのフロン ト係”。 ..... 鴨田喜由さん扮する“警察主任”は“大阪の警察の捜 査課の刑事・〔ノダ〕”。
1956年
『飢える魂』 《情報提供/NOBOさん》
“バー「ぶうほ」”という表記が出てきますが、劇中に出てくる文字列は“BUFO”のみ。鈴
村益代さんが“「わた金」の女中”とクレジットされますが、劇中では店名は“和田金〔わだ
きん〕”(実在のお店)。加藤義朗(後に川村昌之)さんの役は、“東西出版営業部社員・山
本”。“志摩桂子”さんと“多摩桂子”さんはクレジットされませんし、出演もされていない
ようです。
『続 飢える魂』 《情報提供/NOBOさん》
“舞踊振付”は“市村松扇”ではなく“市山松扇”とクレジットされています。川合玉枝、上
田正世、鳴海弘子、真下治子の四人はクレジットはありません(ただし、それらしき役の方は
出演されていますので、クレジットなしの出演の可能性はあります)。主題歌は第一部と同じ
二曲がクレジットされます。
1957年
『孤獨の人』 《情報提供/mathewさん》
大坂志郎さん扮する“徳大寺侍従”と沢村國太郎さん扮する“栗本主任”は役柄が逆です。安
部徹さん扮する“警衛”とは、“皇太子殿下の護衛”。中川晴彦さん扮する新任の“竹田教師
”の名前は“哲之助”で、愛称は“どんぐりの哲っちゃん”、略して“クリテツ”。柳谷寛さ
ん扮する“バスの運転手”は、“修学旅行の観光バスの運転手”。“林茂朗”さんは、クレジ
ットでは“林茂郎”と書かれています。細川ちか子さんの役は、“修学旅行で主人公たちが泊
まる奈良の旅館・菊水の女将”でしょう。柳瀬志郎さんの役は、“夜の銀座で皇太子殿下の一
行からタバコの火を借りる不良学生”。また、クレジットなしで、“皇太子殿下一行が夜の銀
座で入るレストランの女連れの客”として、岡田真澄(後に眞澄)さんが出演されています。
『勝利者』
小林旭さんは“徳丸拳の練習生”と“喫茶店・DREAMのドアボーイ”役でも出演されていま
す。高野誠二郎さん扮する“クラブのマネージャー”は“クラブ・チャンピオンのマネージャ
ー・〔タケダ〕”。榎木兵衛さんの役名が“ボクサー赤木”となっていますが“高岡拳所属の
ウエルター級ボクサー・黒木圭一”。林国治さんの役名が“レフリーB(夫馬対赤木戦)”と
なっていますが、正しくは“レフリーB(夫馬対黒木戦)”。武藤章生さんと杉幸彦さん、林
茂朗さん、須藤孝(後に野村隆)さん、の役は、服部千代子(後に峰品子)さん、三沢孝子さ
ん、宮路正美さん、角田真喜子(後に南条マキ)さん、芝あをみさんの役は、“夫馬俊太郎/
石原裕次郎の遊び仲間”。峰三平さんの役は、“徳丸拳のトレーナー”。竹内洋子さんの役は
、“舶来居酒屋・しんじゅくデルタのマダム”。渡規子(後に渡のり子)さんの役は、“同・
ホステス”。光沢(後に光)でんすけ(“ぜんすけ”ではない)さんの役は、“夫馬俊太郎の
行き先を山城英吉/三橋達也に教えるパチンコ屋の客”。松岡京志(後に松丘清司)さんの役
は、“東京バレー団の教官”。“夫馬俊太郎の遊び仲間”。横山守さんの役は、“高岡拳所属
の全日本ウエルター級チャンピオン・手島〔・リョウジ〕”のようです。
《情報提供/NOBOさん》
『今日のいのち』
天草四郎さんと井東柳晴さん、衣笠一夫(後に真寿男)さんの役は、“花屋京四郎/森雅之の
仕事仲間”。三原一夫(後に花村彰則)さんの役は、“花屋京四郎が宿泊するホテルのフロン
ト係”。島村謙二(後に謙次)さんの役は、“軽井沢のホテルのフロント係”。
『殺したのは誰だ』 《情報提供/NOBOさん》
菅井一郎さん扮する“栄吉”の苗字は“矢野”。殿山泰司さん扮する愛称“フランク”の本名
は“落合”。小林旭さん扮する“次郎”は“栄吉/菅井一郎の息子”なので苗字は“矢野”。
渡辺美佐子さん扮する“克子”は“栄吉の娘”なので苗字は“矢野”。清水将夫さん扮する“
紳士”は“東亜物産の常務・〔カンザキ〕”。高野由美さん扮する“房江”は“フランク/殿
山泰司の妻”。相原巨典さん扮する“カメラ商”は“カメラ店・銀座さくら屋のマスター・桜
井”。竹内洋子さん扮する“ゲーム取りの女”は“ビリヤード店の店員”のようです。草山英
明(劇団若草)さん扮する“春夫”は“フランクの息子(小学生)”のようです。河野弘さん
のクレジットはなく、河上信夫(後に喜史朗)さんのことではないでしょうか?。河上信夫(
後に喜史朗)さんと久松晃(後に洪介)さん、三原一夫(後に花村彰則)さん、青木富夫さん
の役は、“東京オートマーケットのセールスマンである中川/西村晃の同僚”。雪岡純(後に
雪丘恵介)さんの役は、“東京オートマーケットの客”。杉幸彦さんの役は、“次郎のバイト
先のモータープールの同僚”。高野誠二郎さんの役は、“栄吉の同僚”。中原啓七さんの役は
、“次郎と賭けビリヤードをする男・ストレートの健/波多野憲の仲間”のようです。二階堂
郁夫さんの役は、“自動車の磨き屋”。
『幕末太陽傳』
タイトルでのナレーションは“加藤武”さんのようです。金子信雄さん扮する“相模楼主伝兵
ヱ”は、クレジットでは“相模屋 楼主伝兵ヱ”(女郎屋の名前は相模屋)。二谷英明さん扮
する“志藤聞多”は、クレジットでは“長州藩士・志道聞多”。“髪結-鈴木益代”のクレジ
ットはありません(同役で出演はされています)。梅野泰靖さんは、厳密には“母親の連れ子
”なので、“伝兵ヱ/金子信雄の義理の息子”。 《情報提供/由美子さん》
『青春の冒険』 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
柳谷寛さん扮する“戸籍係のじいさん”は厳密には“世田谷区役所の戸籍係のじいさん”。木
室郁子さんの役は、“駅の階段で滑る女”。伊藤寿章(後に澤村昌之助)さんの役は、“水原
哲夫/小林旭の高校の世界史の教師”。弘松三郎さんの役は、“松井/牧真介の父親か、母親
の恋人”のようです。相原巨典さんの役は、“駅の階段で滑る男”。堺美紀子さんの役は、“
松井の母親で歌手・丹下早苗”のようです。椿とよさんは“椿とみ”とクレジットされていま
す。
『高校四年』 《情報提供/NOBOさん》
杉幸彦さん扮する“秋山修二”の苗字は正しくは“秋沢”。武藤章生さん扮する“熊木豊”の
名前は“〔ゴウタロウ〕”と紹介されます。加原武門さん扮する“柴倉の乾分B”は“〔ヨシ
〕”と呼ばれています。深水吉衛さんの役は、“武蔵ヶ丘療養所の院長”。長尾敏之助さんの
役は、“枝村明夫/牧真介の父親”。葵真木子さんの役は、“青葉高校3年C組の生徒”。紀原
耕(後に土耕)さんと二木草之助さんの役は、“キャバレー・メトロポリスの客”。漆沢政子
さんの役は、“有吉家の女中”。
『九人の死刑囚』
浅丘ルリ子さん扮する“典子”は、“大野/小林重四郎の娘”なので、苗字は“大野”。北林
谷栄さん扮する“富子”は“大野の妻”なので苗字はやはり“大野”。左ト全さん扮する“根
本死刑囚”の名前は“市太郎”。金子信雄さん扮する“バルさん”の本名は“馬場留吉”。柳
谷寛さん扮する“石塚死刑囚”の名前は“宏”。伊達信さん扮する“所長”は“中央拘置所の
所長”(その他の教育課長、保安課長、看守も“中央拘置所の職員”です)。高田敏江さん扮
する“女の先生”は“盲学校の女の先生”。天本英世さん扮する“中村死刑囚”の名前は“高
夫”。木島一郎さん扮する“佐藤死刑囚”の名前は“晴夫”。加原武門さん扮する“精算所の
主任”は“オートレース場の精算所の主任”。 《情報提供/NOBOさん》
1958年
『夜霧の第二国道』 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
タイトル表記は厳密には、『夜霧の■(“第”の略字)二國道』。香月美奈子さんの役名は、
厳密には“アイリン・原”と“アイリーン・原”の二つの表記あり。フランク永井さんは“フ
ランク・永井”とクレジットされていて、役名も“フランク・永山”ではなく“フランク・永
井”。堀川京子さんの役名は正しくは、“岡山洋子”。“極東芸能社員”たちは厳密には、“
極東芸能社(ここまでが社名)社員”。小柴隆(後に尋詩)さんの役は、“クラブ・SOIRの
バーテン”。
『錆びたナイフ』
清水将夫さん扮する“市長・間野慎吾”は、劇中、表札に“間野真吾”表記があります。
楠田薫さんの役は、“美容院の店長”。河上信夫(後に喜史朗)さんの役は、“検事の補佐役
・〔カノウ〕”。山田禅二さんの役は、“勝又清次/杉浦直樹に毒入りまんじゅうを差入れす
る刺客”。井東柳晴さんの役は、“間野真吾/清水将夫の側近?”。木島一郎さんの役は、“
勝又の乾分”。高野誠二郎さんと井東柳晴さん、衣笠一夫(後に真寿男)さんの役は、“間野
真吾の関係者”。三杉健さんの役は、“バー・キャマラードのバーテン”。木島一郎さんの役
は、“勝又清次の子分”。川村昌之さんの役は、“狩田検事/安井昌二に質問する記者”。角
田真喜子(後に南條マキ)さんの役は、“橘行彦/石原裕次郎の恋人だった小料理屋の一人娘
・〔ユキ〕”。 《情報提供/NOBOさん》
『美しい庵主さん』
芦川いづみさん扮する“昌妙尼”の本名は“〔アサコ〕”。小林旭さんの役名の苗字が“安杉
”となっていますが、読みは“あがた”なので、正しくは“安形”でしょう。千葉信男さん扮
する“大きい男”は“寺の最寄りの〔ノトブ〕駅の改札係でイニシャルはK・R”。藤村有弘
さんの役は、巻頭、“ロカビリー喫茶・Catharine(?)で、増井悦子/浅丘ルリ子と会っ
ているヒゲの紳士”で、悦子がバイトをしている“援助交際の会の会員”。ウエスタン・キャ
ラバンさんの役は、“ロカビリー喫茶・Catharine(?)の演奏者”でしょう。北沢庸一さ
んと原田英子さん、須藤和美(現・すどうかづみ?)さん、岩渕リリさん、津田京子さんの役
は、“昌妙尼/芦川いづみの幼い弟と妹たち”でしょうか。
《情報提供/NOBOさん/由美子さん/keiさん》
『踏みはずした春』
宮原徳平さん扮する“自動車会社の男”は“タクシー会社・大和自動車世田谷営業所の男”。
露木護さんの役は、“はとバスの事務員”。須藤孝(後に野村隆)さんの役は、“ダンスホー
ル・TEXASのボーイ”。柳瀬志郎さんと井田武(後にいだたけ志)さんの役は、“梶田/宍
戸錠の子分”。高山千草さんの役は、“村岡商事の掃除婦”。 《情報提供/NOBOさん》
『青い乳房』
高橋とよさん扮する“産婆”の姓名は“今井なつ”。長弘さん扮する“運転手”は“堀江家の
運転手で(実は)容子/渡辺美佐子の兄・〔イシダ〕”。高城瑛子(後に滝瑛子)さんの役は
“、“堀江家の女中”でしょうか。横田陽子(後に楊子)さんの役は、池袋の〔ナンブ〕病院
の看護婦”。上野山功一さんの役は、“ジャズ喫茶(?)・南蛮のボーイ”。平岡精二クィン
テットは“平岡精二クインテット”とクレジットされ、役は、“ジャズ喫茶(?)・南蛮に出
演しているバンド”。 《情報提供/NOBOさん》
『絶唱』 《情報提供/NOBOさん》
浅丘ルリ子さん扮する“小雪”の苗字は“〔キムラ〕”。高友子さん扮する“マサ”の苗字は
“〔カワダ〕”。木崎順さんの役名が“田中”となっていますが、読書会のメンバーで“田中
(職業は百姓)”と呼ばれているのは“牧真介”さんのようです。小杉勇さん扮する“正造”
は“小雪/浅丘ルリ子の父親”なので、苗字は“〔キムラ〕”でしょう。三津田健さんの役名
が“橋本平吉郎”となっていますが、正しくは“順吉の父親で大地主の園田〔・ソウヘイ〕”
。山根寿子さん扮する“サト”は“小雪の母親”なので、苗字は“〔キムラ〕”でしょう。土
方弘さんと伊藤寿章(後に澤村昌之助)さん、木島一郎さんさんの役は、“出征した順吉と同
じ部隊の兵隊”。鈴村益代さんの役は、“小雪とともにヨイトマケをする婦人”。高野誠二郎
さんの役は、“小雪に電報を渡す郵便配達夫”。清水将夫さんの役は、“橋本美保子/香月美
奈子の父親で資産家の橋本平吉郎”。
『完全な遊戯』
武藤章生さん扮する“沖津”の名前は“〔ヒロシ〕”。柳瀬志郎さん扮する“秋谷”の名前は
“〔ジロウ〕”。白木マリ(現・万理)さん扮する“モンシェリのママ”の名前は“〔ミエコ
〕”。梅野泰靖さん扮する“戸田”と、結婚しているか、内縁関係にあるようなので、もし結
婚しているのなら、苗字は“戸田”でしょう。小泉郁之助さん扮する“試験官A”は正しく
は、“秋津/柳瀬志郎の父親”で“会社の部長”。杉幸彦さん扮する“学生金貸”は“〔セイ
ロク〕”と呼ばれています。青木富夫さん扮する“銀行の小使”は、正しくは、まず“吉祥寺
のノミ屋の客・〔マンキチ〕”として登場、その後“工場の小使”に。山本かほるさん扮する
“下宿の婆さん”は“沖津/武藤章生が居候している家の耳の遠い女中”。松下達夫さんと深
見泰三さん、片桐常雄(後に恒男)さんの役は、“大和〔ダイワ〕物産の入社試験の面接官”
。木城ゆかりさんの役は、“秋谷/柳瀬志郎の父の秘書で、その浮気相手?”。峰三平さんと
黒田剛さん、瀬山孝司さんの役は、“吉祥寺のノミ屋の客”。三原一夫(後に花村彰則)さん
の役は、“日本相互銀行吉祥寺支店の斜め向かいの花屋の主人”。神山勝さんの役は、“吉祥
寺のデパートの宣伝課長・〔オザワ〕”。角田真喜子(後に南條マキ)さんの役は、“バー・
モンシェリのホステス”。久木登紀子(後に香取環)さんの役は、“ビリヤード場の女”。鈴
村益代さんの役は、“大木壮二/小林旭の運転する車に轢かれそうになる女性”。渡のり子さ
んの役は、“吉祥寺のデパートの資生堂の売り場の店員”。葵真木子さんの役は、“川崎競輪
場そばのテニスコートの売店の店員”。堺美紀子さんの役は、“富田和/岡田真澄(後に眞澄
)のパトロンである洋裁店のマダム”。神戸瓢介さんの役は、“松居鉄太郎/葉山良二のアパ
ートの近くの精肉店店員・〔ヒョウスケ〕(多分、瓢介)”。衣笠一夫(後に真寿男)さんの
役は、“同・主人”。榎木兵衛さんの役は、“川崎競輪場にいる関西鈍りの客”。水木京一さ
んと大須賀更生さんの役は、“吉祥寺のノミ屋の子分”。黒田剛さんと澄川透さん、瀬山孝司
さんの役は、“吉祥寺のノミ屋の客”。久遠利三(クレジットは“久遠利二”…誤植でしょう
)さんと木崎順さんの役は、“松居鉄太郎を追う刑事”。小島涼子さんの役は、“大和物産の
入社試験の面接で大木壮二の名前を呼ぶ女子社員”。 《情報提供/NOBOさん/keiさん》
1959年
『嵐を呼ぶ友情』
“バンド・レッド&ブルーのバンドボーイ”役として“赤塚親弘(赤木圭一郎)”さんの名前
が載っていません。この名前だけは入れておかなければイケなかったのでは?(笑)。相原巨
典さん扮する“殴られる男”は、正しくは“《いとしの恋人》をバーで歌う流しの男”。阪井
幸一朗さん扮する“瓢亭の親爺”は、正しくは“瓢箪亭の親父”。
《情報提供/NOBOさん》
『女を忘れろ』
柳瀬志郎さん扮する“バンドマン”は“キャバレー・銀の城に出演しているバンドのマネージ
ャー”のようです(演奏はしない)。河上信夫(後に喜史朗)さんの役が“周旋屋”となって
いますが、正しくは“ケガをした田所修/小林旭を手当する医者”。久木登紀子(後に香取環)
扮する“若い娘”は、“大沢/安部徹の愛人”。福田トヨさん扮する“アパートの管理人”は
“田所修の住むアパート・あかね荘の管理人”。藤田安男さん扮する“アパートの子供”は“
アパートの管理人/福田トヨの子供”のようで名前は“〔シンイチ〕”。
《情報提供/NOBOさん》
『群集の中の太陽』 《情報提供/NOBOさん》
“助監督”は“前田満洲夫”ではなく“前田満州夫”とクレジット。河上信夫(後に喜史朗)
さん扮する“警察課長”は“大阪の警察の捜査課の刑事・〔タカハシ〕”。雪丘恵介さん扮す
る“高木教授”は“城南大学の教授”。鴨田喜由さん扮する“警察主任”は“大阪の警察の捜
査課の刑事・〔ノダ〕”。青木富夫さん扮する“不動産課長”は“関東開発の課長”。伊丹慶
治さん扮する“東野一郎”は“関東開発の社長”ですが出演シーンは不明。神山勝さん扮する
“東野の秘書”も出演シーン不明。大庭喜儀さん扮する“新聞社キャメラマン”は“毎朝新聞
社のカメラマン”のようです。小柴隆(後に尋詩)さん扮する“同僚記者”は“毎朝新聞社大
阪支社の記者”。森島冨美子(後に亜紀)さん扮する“工場の女事務員”は厳密には“伊藤の
経営する工場の女事務員”。村田寿男さんの役は、“スキー場のヒュッテの主人”。緑川宏さ
んの役は、“近畿地区麻薬取締官事務所の麻薬取締官”。宮原徳平さんの役は、“権堂の子分
”。東郷秀美さんの役は、“多摩セメントの労働組合員”。赤木圭一郎さんの役は、“城南大
学ラグビー部部員”。 《情報提供/NOBOさん》
『俺は挑戦する』 《情報提供/NOBOさん/由美子さん》
深江章喜さんの役は、“ボクシングのコミッショナー”。榎木兵衛さんの役は、“悪玉・宮脇
/二本柳寛の手下の一人”だとか。“特別出演”と書かれている人たちは、“賛助出演”と書
かれているそうです。郡司信夫さんと白井義男さんは、“チャンピオン戦の解説者”なので、
“本人”の役のはずです。
『二連銃の鉄』 《情報提供/NOBOさん》
南田洋子さん扮する“美也子”の苗字は“北村”。内田良平さん扮する“政”は“第十二北海
丸の乗組員・〔オキ・〕政吉”。川村昌之さん扮する“お嬢”は、そう呼ばれるシーンはなく
、“北海丸の乗組員”。玉村駿太郎さんの役は、“アラスカ丸の乗組員”。村田寿男さんの役
は“美也子/南田洋子姉妹の父親で奥尻島に住む北村”。深江章喜さんの役は、“第十二北海
丸の乗組員”。榎木兵衛さんの役は、“函館の与太者・〔カン〕ちゃん”。柳瀬志郎さんの役
は、“稚内の道端で主人公に挨拶する船員風の男”。江木俊夫さんの役は、“美也子の甥で奥
尻島に住む〔トシ坊〕”。“鉄太郎のかつての恋人で自殺するヨシ子と、その妹で〜”とあり
ますが、正しくは、“その姉”。
『東京の孤独』
芦川いづみさん扮する“登世子”は“大貫哲也/大坂志郎の妹”なので苗字は“大貫”。田中
筆子さん扮する博多の旅館・はな家の下働きである“キチ”は“猿丸真二郎/小林旭の母親”
なので、苗字は“猿丸”でしょう。高野誠二郎さん扮する“豊沢マネージャー”は“ディッパ
ーズのマネージャー”。柳瀬志郎さん扮する“セコンド”は“昭栄ボクシングジムのセコンド
”。青木富夫さん扮する“車掌”は“猿丸が伊東に向かう列車の車掌”。峰三平さん扮する“
友田打撃コーチ”は“ディッパーズの打撃コーチ”。林茂朗さんは“林茂郎”とクレジット。
福田文子さん扮する“大貫家の女中”は“〔テル〕ちゃん”と呼ばれています。小西得郎さん
扮する“野球評論家B”は“〔コニシ〕さん”と呼ばれていますので、多分、本人役でしょう
(南村侑広さん扮する“野球評論家A”も同様)。月丘夢路さん扮する“哲也の妻・薫”の苗
字は“大貫”でしょう。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『若い豹のむれ』 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
渡辺美佐子さん扮する“滝馨子(ケイコ)”は、大坂志郎さん扮する“宮川周平”と結婚する
ので劇中の大半は“宮川馨子”のはずです。河上信夫(後に喜史朗)さん扮する“総務部長”
は、“〔タイヨウ〕石油の総務部長”。伊藤寿章(後の澤村昌之助)さん扮する“酒井会長”
は、“明旺〔メイオウ〕拳闘クラブ会長・酒井”。柳瀬志郎さんと渡井嘉久雄(後に嘉久夫)
さんの役は、“藤倉一郎/安部徹率いる藤倉芸能社(藤倉組)の子分”。峰三平さんの役は、
“秋田県の資産家(元・侠客?)・藤田大五郎/芦田伸介の子分”。
『爆薬〔ダイナマイト〕に火をつけろ』
小泉郁之助さん扮する“金子部長”は“県の土木部長”。嵯峨善兵さん扮する“加納社長”は
“加納産業・社長”で名前は“〔ゲンタ〕”。深江章喜さん扮する“鬼倉”は“岩井組の人夫
頭”で通称“オニゲン”。三原一夫(後に花村彰則)さん扮する“入札事務員”は“臨海工業
地帯第三工区埋立工事の入札事務員”。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『南国土佐を後にして』
浅丘ルリ子さん扮する“春江”の苗字は“山本”。中原早苗さん扮する“麻子”は“中村/河
上信夫(後に喜史朗)の妹”なので、苗字は“中村”。南田洋子さん扮する“はま子”も同様
に苗字は“中村”でしょう。小泉郁之助さん扮する“商事会社社員”は正しくは、“朝日商事
株式会社の部課長”。天草四郎さん扮する“関西汽船の主任”の苗字は“〔タカガワ〕”。
《情報提供/NOBOさん》
『二階堂卓也・銀座無頼帖 銀座旋風児』
厳密にはタイトルクレジットは“二階堂卓也・銀座無頼帖〜”と“・(中黒)”が使われてい
ます。白木マリ(現・万理)さん扮する“マキ”は“堀田剛造/芦田伸介の妻”なので、苗字
は“堀田”でしょう。横田陽子(後に楊子)さん扮する“角ヤの女中”は“築地の料亭・かど
やの女中”。ペドロ小宮山(後にペドロ・フェルナンデス?)さんの役は、“クラブ・コパカ
バーナの司会者”。渡辺弘とスターダ・スターズ(正しくは、“渡辺弘とスター・ダスターズ
”でしょう?)の役は、“クラブ・コパカバーナの楽団”。松本伸とニューパシフィックオー
ケストラの役は、“新装開店したクラブ・モナコの楽団”。 《情報提供/NOBOさん》
『ギターを持った渡り鳥』
野呂圭介さん扮する流しの“サブ”は、実は“刑事・大沼”。原恵子さん扮する“小料理屋の
おかみ”は厳密には“小料理屋・やよいの女将”。白木マリ(現・万理)さんの役は、“殺し
屋ジョージ/宍戸錠を追ってきたダンサー”です。
『波止場の無法者』
近藤宏さん扮する“黒ソフトの男”は、厳密には“黒づくめの男(帽子だけではない)”でし
ょう。殿山泰司さん扮する“シブチン(刑事)”の本名は“渋川”。
《情報提供/由美子さん》
『〜銀座旋風児 黒幕は誰だ』
厳密にはタイトルクレジットは第一作同様、“二階堂卓也・銀座無頼帖〜”と“・(中黒)”
が使われています。浅丘ルリ子さん扮する“明子”が前作と同一人物だということなら、苗字
は“村越”。木城ゆかりさん扮する“恭助の妻・澄川すみ子”は、正しくは“恭助の妻・加川
すみ子”。菅井一郎さん扮する“斉土検事”の名前は“則武”。山田美智子さん扮する“たき
”が“「きらく」の女将(実は黒川壮介/植村謙二郎の妻)”でしょう。
1960年
『口笛が流れる港町』
渡辺美佐子さん扮する“君枝”は“的場/山内明の妹(出戻りですが)”なので、苗字は“的
場”の可能性が高いでしょう。宍戸錠さん扮する“太刀岡〔タチオカ〕”の通称は“太刀岡の
クロ”。木下雅弘さん扮する“三郎”は“杉山/清水将夫の息子なので、苗字は“杉山”。岡
本佶さんの役は、“的場の子分”。“さびれた相良牧場”とありますが、正しくは“さびれた
相良鉱山”。 《情報提供/NOBOさん》
『やくざの詩』
山田禅二さん扮する“マネージャー”は“Club Night & Dayのマネージャー”。“加原武門
-幹部C”“瀬山孝司-幹部B”“河野弘-幹部D”は“佐伯組幹部”。“黒田剛-乾分A”“本
目雅昭-乾分D”は“黒沢組の乾分”。挿入歌“何も
言えず”は“なんにも言
えず”と表記されています。 《情報提供/NOBOさん》
『海から来た流れ者』
小泉郁之助さん扮する“警察署長”は“(伊豆)大島の警察署長”。榎木兵衛さん扮する“藤
徳組の乾分”は正しくは“藤田建設の現場作業員”。河野弘さん扮する“麻薬取締官主任”の
机の名札は“麻薬取締主任”で名前は“吉田”。鈴村益代さん扮する“土産屋のおかみ”は厳
密には“大島の土産屋のおかみ”。福田トヨさん扮する“婆や・おしげ”は厳密には“藤田家
の婆や・おしげ”。渡井嘉久雄さんは“渡井嘉久夫”とクレジット。
《情報提供/NOBOさん》
『〜銀座旋風児 目撃者は彼奴だ』
小沢昭一さんの役名は“政吉”ではなく、“〔ヒデ〕”。二本柳寛さんの役は、“木戸川義策
”ではなく“ユニオン銃砲店の支配人・野原〔・ヒデオ〕”。相馬千恵子さん扮する“女将お
もん”は“割烹・松月の女将”。浜村純さん扮する“中村係長”は“警視庁捜査一課の係長”
でしょう。松本染升さんの役が“吉田重役”となっていますが、正しくは“一連の殺人事件の
黒幕である庶民経済会専務・木戸川義策”(“会長・吉田”役は小泉郁之助さん)。花村典克
(後に彰則)さん扮する“梅沢刑事”は“冒頭に東雲飛行場付近で殺される警視庁の刑事”。
荒木良平さんの役が“「野原」の店員”となっていますが、正しくは“「ユニオン銃砲店」の
店員”でしょう。加代あけ美さん扮する“女中・ユキ”は“錦弥/白木マリ(現・万理)のい
る置き屋の女中”。 《情報提供/ツカさん/サム・スペードさん》
『渡り鳥いつまた帰る』
宍戸錠さん扮する“日下部哲”の通称は“ハジキの哲”。岡村佶さんの役は、“高見鉱山の従
業員”。光沢(後に光)でんすけさんの役は、“高見鉱山の作業員・三木”。
『海を渡る波止場の風』
宍戸錠さん扮する“奥山五郎”の通称は“ロックの五郎”(金庫破り)。八代康二さん扮する
“執達吏”の出演シーンは不明。鈴木三右衛門さんの役が、“ビワ畠の主人”となっています
が、正しくは“セスナ機墜落の目撃者である桜島の漁師”。スリー・キャッツ(コロムビア)
さんの役は、“クラブ・エメラルドやクラブ・ブルースカイで歌う三人組の歌手”。水上早苗
さんの役は、“クラブ・ブルースカイの歌手”。主題歌の一つである“南の空の渡り鳥”は劇
中では歌われていないようです。 《情報提供/NOBOさん》
『赤い夕陽の渡り鳥』
白木マリ(現・万理)さん扮する“小平マキ”のストリッパー時代の芸名は“ジェニー椿”。
井上ひろしさんの役は、“二宮靖子/浅丘ルリ子の誕生パーティーで歌を歌う男”。大庭義喜
さんの役が、“牧童3”となっていますが、正しくは“キャバレー・レッドキャットのカジノ
にいる小芝の子分”。 《情報提供/NOBOさん》
『東京の暴れん坊』
森川信さん扮する“長五郎”は“主人公/小林旭の父”なので、苗字は“清水”でしょう。三
島雅夫さん扮する“浅井代議士”は正しくは“東西産業の社長・浅井”。田中筆子さん扮する
“チヨ”は“主人公の母”なので、苗字は“清水”。堺美紀子さん扮する“倶梨伽羅悶々の女
房”は“松の湯の客で刺青を入れた女”。原恵子さん扮する“ツル”は“ヒロイン/浅丘ルリ
子の母”なので、苗字は“松田”。小泉郁之助さん扮する“上院議員C”は“外交大臣・〔ト
ミヤマ〕”。青木富夫さんの役は、“台風クラブの組員”。島村謙二(後に謙次)さんの役は
、“主人公たちが山中湖キャンプ場で知り合う若者”。 《情報提供/NOBOさん》
『南海の狼火』 《情報提供/NOBOさん》
厳密には主題歌の“さすらい”は、「♪夜がまた来る 思い出つれて〜」という歌詞のある一
番は使用されていません。
『大草原の渡り鳥』
河上信夫(後に喜史朗)さんの役は、“アイヌの老人”と“清里大造/佐々木孝丸の旧友で帯
広にある「服地のシノカワ」の主人・〔シノカワ〕”の二役。相馬幸子さん扮する“アイヌの
老婆”は“〔カムイ〕”と呼ばれています。紀原耕(後に土耕)さんの役が“清里の使用人3
”となっていますが、正しくは“清里大造の旧友である和菓子屋「柳月」の主人・〔キクチ〕
”。矢頭健助(後に矢頭健男)さんの役は、“高堂の子分・ロク”。伊藤久雄(コロムビア)
さんの役は、“熊祭りの夜に歌うアイヌの男”。松岡ユキ(コロムビア)さんの役は、“キャ
バレー・ブラックベアの歌手”。 《情報提供/NOBOさん》
『大暴れ風来坊』
雪丘恵介さん扮する“製油所所長”は“南海石油・松山製油所の所長”。冬木京三(後に喬三
)さんは“冬木京二”とクレジット(誤植でしょう)。水上早苗(コロムビア)さんの役は、
“キャバレー・銀馬車で挿入歌を歌う歌手(本人)”。 《情報提供/NOBOさん》
『都会の空の用心棒』
ジェリー藤尾さん扮する“由利”は劇中では“プリンスの由利”と呼ばれます。郷エイ治さん
の“エイ”の文字、“金ヘンに英”が妙な文字になっています。元々、ない文字なので、造字
するのですが、入れ忘れられているのでしょう。これは他の部分にも見られます。また挿入歌
として、小林旭さんがマンドリンの弾き語りで、“月の砂漠”を歌います。
《情報提供/NOBOさん》
1961年
『波涛を越える渡り鳥』
金子信雄さんの役名が“リイ・シャタック”となっていますが、劇中、主人公に渡す名刺には
、“リイ・ペンチュン(PENCHUN)”とあります。木浦佑三さんの役名が“チューラン”と
なっていますが、“チャルン”で、“ロチャ・ナ・プリ/清水将夫の甥”。藤村有弘さんの役
名は、フルネームでは“ヴァン・ジェラール”。南寿美子さんの役は、“リイ・ペンチュン/
金子信雄の日本人妻”だそうで、自己紹介では“〔ミヨ〕”、チャルン/木浦佑三には“〔ミ
ヨコ〕”と呼ばれています。阪井幸一朗さんの役は、“ロチャ・ナ・ブリの屋敷の執事”。光
沢(後に光)でんすけさんの役は、“バンコックのバー・メナムのバーテン”。夏今日子さん
の役は、“タイ国際航空のスチュワーデス(緑色の民族衣裳の女性)”。三橋蓮子舞踊団の役
は、“ロチャ・ナ・ブリの屋敷で踊るバンコックの舞踊団”。また白木マリ(現・万理)さん
の名前が、解説では“サーヤ”となっています。この場合、彼女はフルネームで“サーヤ・ソ
ンタヤ”かもしれません。ちなみに、タイ語を訳した字幕では、主人公の名前が“滝伸二”と
出ます。 《情報提供/NOBOさん》
『太平洋のかつぎ屋』
チコ・ローラントさんは“チコ・ローランド”とクレジット。エディー住吉・モハンダースさ
んは“エディー住吉・モハンダアス”とクレジット。青木富夫さんの役は、“主人公/小林旭
が就職活動をするビラまき専門の航空会社の操縦士”。萩(後に柳瀬)志郎さんが“荻志郎”
とクレジットされていて、役は、“雑誌《航空世界》の記者”。緑川宏さんの役は、“日新航
空の事務員”。織田俊彦さんの役は、“宮崎航空大学校の学生”。ハロルド・(S・)コンウ
ェイさんの役は、“日新航空の事務所の前で、主人公と話す外国人男性”。ちなみにクレジッ
トなしで、松原智恵子さんが、主人公が勤めていた日新航空のスチュワーデス役で顔を見せて
おられます。 《情報提供/NOBOさん》
『〜銀座旋風児 嵐が俺を呼んでいる』
雪丘恵介さん扮する“デスク”は“東都タイムスのデスク”。緑川宏さん扮する“警官A”は
“静岡県警察・弁天島検問所の警官”。近江大介さん扮する“トラックの助手”は“〔サブ〕
”と呼ばれています。瀬山孝司さん扮する“佐伯の配下D”の名前は“〔テツ〕”のようです
。二階堂郁夫さん扮する“カメラ屋の店員”は“中屋写真機店の店員”。清水千代子さん扮す
る“お春の店の女中”は“セッちゃん”と呼ばれています。座間京子さん扮する“喫茶店の女
店員”は厳密には、“ワイン&コーヒー・アムールの従業員”。榎木兵衛さんの役は、“誘拐
犯に雇われて身代金を受け取りに行き、モンキーの兼/高品格に射殺される浅草あたりの浮浪
者”。解説部分、前作の小沢昭一さんは、“情報屋の政”ではないので、近藤宏さんは正しく
は“三代目”ではなく、“二代目”ということになります。 《情報提供/NOBOさん》
『でかんしょ風来坊』
殿山泰司さんは“一本槍鬼左衛門”役の他、回想シーンに“鬼左衛門の父親”役でも出演。松
本染升さん扮する“白坂総長”は“コンゴ会の総裁”。待田京介さん扮する“吊るし上げられ
る若い男”は“銀座でピンク・アパッチ団に吊るし上げられるスケこまし”。河上信夫(後に
喜史朗)さんの役が“岩田金助(伊東温泉の大東館の三助で春子の父)”となっていますが、
“タマ子/北林谷栄の回想のカフェ・ライオンに来る巡査”役でも出演されています。小泉郁
之助さん扮する“黒岩会長”は“コンゴ会の会長”。花村典克(後に彰則)さん扮する“編集
員A”は“週刊《あなた自身》の編集員”。大庭喜由(“大庭喜儀”とクレジット)さん扮す
る“オート三輪の運転手”は“養鶏場のオート三輪の運転手”。青木富夫さんと榎木兵衛さん
の役は、“コンゴ会の組員”。 《情報提供/NOBOさん》
『風に逆らう流れ者』
島津雅彦さん扮する“信夫”は“瀬沼/木浦佑三と那津子/楠侑子の息子”なので苗字は“瀬
沼”でしょう。木浦佑三さん扮する“瀬沼”の名前は“〔リュウゾウ〕”。神山勝さん扮する
“マネジャー”は“三谷温泉ふきぬき旅館のマネージャー”。小黒幸子(テイチク)さんの役
は、“キャバレー・ブルースカイの歌手”。マリ真珠さんの役は、“キャバレー・ブルースカ
イのダンサー”。挿入歌としてクレジットされているのは“夜がまた来る”のみで、“ダンチ
ョネ節”と“オイトコ節”も主題歌としてクレジットされています。
《情報提供/NOBOさん》
『大海原を行く渡り鳥』
芦田伸介さん扮する“磯部”の名前は“章造”。垂水悟郎さん扮する“三木”の名前は“〔シ
ゲオ〕”。くさかべ美帆さん扮する“みどり”は“三木/垂水悟郎の娘”なので、苗字は“三
木”でしょう。久松成次郎さんと佐久間健太郎さん(おそらく浜田義則さんも)の役は、“坂
井信夫/青山恭二の会社の従業員”。小沢啓子(コロムビア)さんの役は、“キャバレー・バ
タフライで歌う歌手”。
『都会の空の非常線』
木島一郎さんの役は、“田代組の幹部・深見”。ブルー・キャナリーズさんの役は、“キャバ
レー・カルボで歌う三人組の女性歌手”。仲ダンシングチームさんの役は、“キャバレー・カ
ルボのダンスチーム”。マリ・真珠さんの役は、“キャバレー・カルボのストリッパー”。劇
中、杉山俊夫さんが“七つの子”“ショジョ寺の狸囃子”を、小林旭・杉山俊夫のデュエット
で“故郷の空”を歌います。ただ、童謡などは挿入歌という扱いで表記されないのかもしれま
せん。 《情報提供/NOBOさん》
『太陽、海を染めるとき』
タイトルバックでは、厳密には『太陽 海を染めるとき』と、“、”は表記されません。安部
徹さん扮する“宮本専務”の名前は“〔ノリユキ〕”。嵯峨善兵さん扮する“安芸海運社長”
は、劇中では“〔コウヨウ〕海運社長”(苗字が“安芸”なのかも)。解説に“モンロー号”
とありますが、これはボロ船でお尻を振ることからの通称で、正しくは“日本丸”。また主人
公は“酔いつぶれて”船員手帳を奪われるのではなく、厳密には“睡眠薬を飲まされて”です
。“(大森が)港町のボスの飯岡が経営するバーの支配人となっていたが”とありますが、大
森が金を横領したのは、東京の権藤組のバーの売り上げ金です。
《情報提供/NOBOさん》
『高原児』
郷エイ治さん扮する“クレージー・ゲン”の本名は“黒崎〔・ゲン〕”。二本柳寛さんの役名
は“高山”ではなく“高野”、金子信雄さんの役名は“花田”ではなく“藤田”が正しいよう
です。そうなると、それぞれ“高山の乾分”は“高野の乾分”に、“花田の乾分”は“藤田の
乾分”になります。大谷正行さん扮する“進”は、“松谷五郎-近藤宏の息子”なので、苗字
は“松谷”。青木富夫さんの役は、“藤田の乾分”。高橋英樹さんの役は、“ヒロイン/浅丘
ルリ子さんの弟”で、“〔エイ〕ちゃん”と呼ばれていて、やはり苗字は“松谷”でしょう。
主題歌は“夕焼けは赤い幌馬車”となっていますが、クレジットでは“赤い幌馬車”となっ
ています。NOBOさんの情報では、レコードでは“夕やけは赤い幌馬車”というタイトルに
なっているそうです。 《情報提供/NOBOさん/由美子さん》
『大森林に向って立つ』
近藤宏さん扮する“ベタ金”の苗字は、“江崎”だったのではないかと思うのですが、この情
報はちょっと自信がありません(笑)。弘松三郎さん扮する“五郎”は吉田健次の兄なので苗
字は“吉田”でしょう。刈屋ヒデ子さん扮する“みどり”は、“ヒロイン/浅丘ルリ子の妹”
なので、苗字は“津山”。三木正三さん扮する“監査員”は“東邦パルプ(津山木材に仕事を
発注している会社)の社員”。ここに出てくる“津山土木”は全て“津山木材”が正解。雪丘
恵介さん扮する“支店長”は“五十二銀行の支店長”。久遠利三さん扮する“医師”は“ケガ
をした坊主/長門勇の手当てをする町の診療所の医師”。金井克予さん扮する“天竜の女給”
は厳密には“天龍の女給”。 《情報提供/NOBOさん/由美子さん》
『嵐を突っ切るジェット機』
“助監督”が“藤田繁夫”となっていますが、クレジットでは“木下喜源”。二本柳寛さん扮
する“片桐指令”は“NAGOYA AIR BASEの指令”。芦田伸介さん扮する“マキ/笹森礼子
の兄・道彦”の苗字は“杉江”。井上昭文さん扮する“赤松飛行隊長”は“金沢基地の飛行隊
長”。梅野泰靖さん扮する“唐山警部”は“公安部保安課麻薬係の警部”。宮崎準さん扮する
“副指令”は“金沢基地の副指令”。河上信夫(後に喜史朗)さん扮する“南指令”は“金沢
基地の指令”。鴨田喜由さん扮する“小宮副指令”は“NAGOYA AIR BASEの副指令”。花
村典昌(後に彰則)さん扮する“安全班長”は“金沢基地の安全班長”。江幡高志さんの役は
、“NAGOYA AIR BASEの整備員・白井”。三崎千恵子さんの役は、“千石/高原駿雄の妻
”。主題歌“ジェット、空を切る”は、クレジットでは“ジェット (半角アキ)空を切る”
と句点はなし。また、榊が転属させられるのは、“小松基地”ではなく、“金沢基地”。
《情報提供/NOBOさん》
『黒い傷あとのブルース』
“茂原/神山繁の部下”に扮した近藤宏さんの役名が“井田”となっていますが、正しくは“
月田”。稲葉義男さんの役は、“喫茶店リンデンのマスター・木村”。松本染升さん扮する“
堤”の名前は“寛蔵”(墓碑に名前がある)。リンデンのウェイトレスの“ユキ”に扮した“
金井克子”さんは、正しくは“金井克予”。牧村旬子(テイチク)さんの役は、“クラブ・ブ
ルームーンで歌う歌手”。東勇作バレー団の役は、“広村バレエ研究所の人たち”。加藤よう
子スペイン舞踊団の役は、“クラブ・ブルームーンに出演するダンサー”。主題歌は“黒い傷
痕のブルース”ではなく、“黒い傷あとのブルース”とクレジット。THEME MUSIC“BROKEN
PROMISES”ともクレジットあり。 《情報提供/由美子さん》
1962年
『北帰行より 渡り鳥 北へ帰る』
“北帰行より”という副題は、予告編にはありますが、本編ではありません。小園蓉子さん扮
する“秋野幸江”ですが、“岡田浩一/青山恭二の内縁の妻”ながら、死ぬ前に認知されたの
か、終盤のシーンでの墓碑には“岡田幸江”と名前があります。こまどり姉妹さんと水上早苗
(コロムビア)さんの役は、“キャバレー・ROXYで歌う歌手”。山田禅二さんの役は、“金
貸し・〔ハマダ〕”。雪丘恵介さんの役は、“商工組合中央金庫函館支店の課長”。星ナオミ
さんの役は、“ROXYの踊り子”。黒田剛さんと榎木兵衛さんの役は、“黒川/内田良平の子
分”。島村謙二(後に謙次)さんの役は、“ギターで流す主人公/小林旭に酒をすすめる酒場
の客”。光沢(後に光)でんすけさんの役は、“大衆酒場・北海の客”。こまどり姉妹さんの
歌う挿入歌“ソーラン節”は“ソーラン渡り鳥”とクレジットされています。
《情報提供/NOBOさん》
『さすらい』
劇中でもサーカス団の名前は“黒木サーカス”ではなく、“シバタ大サーカス”となっています
。菅井一郎さん扮する“江崎老団長”は“エザキサーカスの団長”。近江大介さん扮する“江
崎サーカスの口上役”は、厳密には“エザキサーカスのピエロ”。須田喜久代さん扮する“静
風荘番頭”は出演シーン不明。押見史郎さんの役は、“シバタ大サーカスの団員”。若山昌子
とジャンピング・ハットさんの役は、“キャバレー・パロマのショーダンサーたち”でしょう
か?。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『夢がいっぱい暴れん坊』
郷エイ治さんの名前が“忠次”となっていますが、Web@作者が作品を見た時のメモには“
忠治”とありますが?。杉山俊夫さん扮する“鉄夫”と桂小金治さん扮するその“父”の“金
作”、原恵子さん扮する“母”の“ヨシ”の苗字は“横川”のはずです。井上昭文さんの役名
が“バンコ”となっていますが、これは偽名で本名は“アラフラ国の元首相ミスター・チャン
ドラー”。田中筆子さん扮する“チヨ”は“主人公/小林旭の母”なので、苗字は“清水”。
“突風クラブ乾分5=中平早苗”は正しくは“突風クラブ乾分5=中平哲弥(後に中平哲仟)
”。挿入歌“ロンリー・ラブ・ウィズ・ユー”は“ロンリー・イン・ラブウイズ・ユー”とク
レジット。 《情報提供/NOBOさん》
『惜別の歌』
金子信雄さん扮する“兵頭美那子/笹森礼子の父・兵頭”の名前は“大作”。島村謙二(後に
島村謙次)さんの役は、“兵頭/金子信雄の子分”。高美アリサさんの役は、“クラブ・プラ
ンタンで歌う歌手”。伊藤満さんの役は、“祭りで斎太郎節を歌う民謡歌手”。高岡舞踊団さ
んの役は、“クラブ・プランタンで踊るダンサーたち”でしょうか。
《情報提供/NOBOさん》
『〜銀座旋風児 帰って来た旋風児』
やはり藤村有弘さんは“四代目の情報屋の政”ではなく、“三代目”ということになります。
弘松三郎さん扮する“司会者”は“銀座ホールの司会者”。“税関の男A-宮崎準”“税関の
男B-長弘”は厳密には“横浜入国管理事務所の男”。島村謙二(後に謙次)さん扮する“電
気係の男”は“銀座ホールの舞台係・〔ミナガワ〕”。“サクラ丸”は“さくら丸”と船体に
書かれていますので、“サクラ丸の船員”は全て“さくら丸の船員”。水森久美子さんの役が
“堂本リカ”となっていますが、実際には“(主人公に助けられる)コールガールB”のよう
です(そうなると白河道子さんの役が不明となりますが)。 《情報提供/NOBOさん》
『遙かなる国の歌』
奈良岡朋子さん扮する“徳久夏江”は実は“トミー福田/山内賢の母”で、元の名前は“福田
〔・ナツコ〕(多分、夏子)”。雪丘恵介さん扮する“TVの司会者”は“〔サンワ〕テレビ
の『ゴールデンミュージックショー』の司会者”。日下部雅人さん扮する“夏江の子供・英介
”の苗字は“徳久”。挿入歌の“俺は雑草”は“おれは雑草”とクレジット。解説では、主人
公がトミー福田/山内賢と、クラブで初めて出会ったような印象となっていますが、巻頭、神
戸の港で、主人公がトミー福田を救ってやっています。 《情報提供/NOBOさん》
『渡り鳥故郷へ帰る』
小林旭さん扮する“滝浩”は、通称“ハリケーンの浩”。白木マリ(現・万理)さん扮する“
銀座のダンサー・マヤ”のフルネームは“メランコリー・マヤ”。初井言栄さん扮する“昌代
”は“筧組長の妻”なので苗字は“筧”。宮崎準さん扮する“中島刑事”は“香川県高松北警
察署の刑事”。アニタ・アルメダさんとホセ・セヴィラさんの役は、“キャバレー・メト
ロでフラメンコ風のショーダンスを踊るペア”。水上早苗(コロムビア)さんの役は、“キャバレ
ー・メトロの歌手”。解説の最後に“次郎の妹伸子の笹森礼子〜”とありますが、“次郎の姉
”なのでは?。 《情報提供/NOBOさん》
『地獄の夜は真紅だぜ』
小林旭さん扮する“勝見伸二”は、実は本名は“石本”のはずです。深江章喜さん扮する“健
”は、自称・“コルトの健”、実は“麻薬捜査官・木下”。加原武門さんの役は、“高岡/田
中明夫の片腕・戸川”。伊藤寿章(後の澤村昌之助)さんの役は、“光子の父・光太郎”。本
目雅昭さんの役は、“アコーディオンを弾くバンドマン”。ダイアン・スペンサーさんの役は
、“射撃芸人・キャロル”ですが、実は“インターポールのドロシー警部”。ハリーヘルグス
・ハマーさんの役は、“ピエロのピート”ですが、実は“麻薬密輸組織のボス・フランク”。
主題歌が“流浪の歌”となっていますが、クレジットでは“放浪の旅”です(レコードでは“
流浪の唄”と表記されているようです)。挿入歌の表記はありませんが、小林旭さんが、越後
民謡“三階節”を歌います。解説文ですが、“アサヒサーカス”ではなく、“シバタ大サーカ
ス”です。 《情報提供/NOBOさん》
『望郷の海』 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
小林旭さん扮する“雄志”の苗字は“〔シマヅ〕”。松原智恵子さん扮する“せつ子”は、“
竹村/郷エイ治の妹”なので、苗字は多分“竹村”でしょう。郷エイ治さん扮する“竹村”の
名前は“茂夫”。藤竜也さん扮する“清”の苗字は“安田”。上野山功一さんの役は、“井沢
修/深江章喜の子分”。玉村駿太郎さん扮する“男A”は“井沢修の子分”。榎木兵衛さん扮
する“拳闘場表の男”は厳密には、“ライト級の「ボウ岡山 対 市村幸夫」の試合会場前で、
主人公/小林旭にどちらが勝つかを聞く男”。雪丘恵介さん扮する“トレーナー”は“山際拳
闘ジムのトレーナー”。三木正三さん扮する“尾行の男”は“井沢修の子分”。玉井謙介さん
扮する“ホテルのフロント”は“HANAWA HOTEL のフロント”。荒井岩衛さん扮する“街
路男”は“街中で主人公に井沢修の行き先を訪ねられる男”。晴海勇三さん扮する“男B”は
“井沢修の子分”。山田禅二さんの役は、“刺された主人公を手術する医者・井原”。河野弘
さんの役は、“井沢修の子分”。
『歌う暴れん坊』
厳密には、野呂圭介さんと小野良さんとの間に、雪丘恵介さんと河上信夫(後に喜史朗)さん
がクレジットされていて、雪丘恵介さんの役は、“親分F”、河上信夫(後に喜史朗)さんの
役は、“区会議員”。若原初子さん扮する“魚屋のかみさん”と青木富夫さん扮する“魚屋の
店主”夫婦は、実際には“果物屋”。亀山靖博さんと石崎克巳さん扮する“乾分”は、厳密に
は“駒形一家の組員”。光沢(後に光)でんすけさんの役は、“エロ写真売りの男”は、厳密
には“堅野信三/藤村有弘が文子/星ナオミにプロポーズした時、公園で覗きをしていた覆面
男(その後、写真を売るのかもしれませんが)”。森みどりさんの役は、“民謡酒場・弁天の
仲居”。“「天使の家」の子供・マサ”とだけ書かれてありますが、“「天使の家」の子供マ
サル=小沢茂美”のことかもしれません。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
1963年
『波止場の賭博師』
二木草之助さん扮する“老人”は“加山/小高雄二とリエ/高須賀夫至子が逗留するホテル・
オーシャンの主人”。ヘンリー・モフタさんとビル・バッスン(ウィリアム・バッソン?)さ
んの役は、“麻薬組織の会合の出席者”でしょうか。御伸子さんの役は、“クラブ・Jardinの
ダンサー”でしょうか。フランク赤木〔ポリドール〕さんの役は、“バー・マンホールで歌う
歌手”。サリー薫さんの役は、“クラブ・Jardinのダンサー”でしょうか。
《情報提供/NOBOさん》
『夜の勲章』
鏑木はるなさん扮する“岩井の弟の妻”の名前は“〔トシエ〕”。小泉郁之助さん扮する“織
部”の名前は“〔ケンノスケ〕”。原恵子さん扮する“双葉荘の管理人”は、正しくは“双葉
マンションの管理人”。辻野房子(後に萩玲子?)さん扮する“松井の妹”の名前は“〔フミ
コ〕”。椎名伸枝さん扮する“クラブ・ゼロの女給B”の名前(源氏名?)は“〔ユミ〕”。
《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『銀座の次郎長』
藤村有宏さん扮する“ケマル・コンスタンチン・パシャ”は“トルコ大使の甥を名乗るおたず
ね者の不良外人”。星ナオミさんと加藤洋美(後にヒロ実)さん、森みどりさん、三船好重さ
ん扮する“田舎バーの女給”は“山形県真室川のバーの女給”。杉山元さんと樽井釉子さん、
若葉めぐみ(後に椿麻里)さんの役は、“いんちき集団就職の学生”。八代康二さんの役は、
“竜巻熊太郎の子分・牛松”。高山千草さんの役は、“料亭・喜楽の仲居”。有田双美子さん
と水森久美子さん、辻野房子(後に萩玲子?)さん、宮沢尚子さん、根本嘉さんの役は、“真
室川から集団就職する学生”。 《情報提供/ひでさん/NOBOさん》
『関東遊侠伝』
小林旭さん扮する“外岡大作”の苗字の読みは“〔トノオカ〕”。宍戸錠さん扮する“関東政
”は関東所払い中ため“ヤッパの〔テツ〕”と名乗っています。松原智恵子さん扮する“花篭
菊枝”は柳橋の芸者になっていて、お座敷での名前は“菊奴〔きくやっこ〕”。村田英雄さん
扮する“村田親分”は“沼津の村田組の親分”で名前は“英三郎”。深江章喜さん扮する“代
貸・常”は“千羽組の代貸”。天草四郎さん扮する“万屋(厳密には萬屋)”は“萬屋一家の
組長”。木島一郎さん扮する“代貸・伝次”は“高遠組の代貸”。藤岡重慶さんの役が“巴組
乾分”となっていますが、厳密には“巴組の代貸”。雨宮節子さん扮する“女房・かね”は“
村田親分/村田英雄の女房”。伊丹慶治さんの役は、“巴組の賭場の客”。高橋明さんの役は
、“巴組の賭場の壺振り”。曲名に関しては主題歌・挿入歌の表記はなく、曲名だけクレジッ
トされています。ただし“男の道”のクレジットはなし。 《情報提供/NOBOさん》
『風が呼んでる旋風児 銀座無頼帖』
“特殊撮影”は“特殊技術”とクレジット。同様に高品格さん扮する“情報屋の政”は“五代
目”ではなく、“四代目”。松原智恵子さん扮する“京子”の苗字は“花村”。清水将夫さん
扮する“田沼博士”は厳密には“医師”。梅野泰靖さん扮する“中村捜査課長”は“警部”。
藤村有弘さん扮する“テレビアナ”の苗字は“広瀬”。露木護さん扮する“空港係員A”は“
出入国管理事務所の係員A”。志村稔さん扮する“ボーイ”は“空港のボーイ”。佐川明子さ
ん扮する“大森病院看護婦”は厳密には“大森綜合病院看護婦”。樽井彩子さん扮する“空港
係員C”は“出入国管理事務所の係員C”。浜口竜哉さんの役は、“新聞記者”。中平哲弥(
後に哲仟)さんの役は、“主人公/小林旭に電話電報を渡す警察署員”。解説部分、“胃の中
にダイヤを隠す〜”とありますが、“足の大腿部の中にダイヤを隠す〜”でしょう。
《情報提供/ツカさん/NOBOさん》
『銀座の次郎長 天下の一大事』
市川好郎(後に好朗)さんの役名が“渋川良夫”となっていますが“渋井七造/坊屋三郎の息
子”なので、苗字は“渋井”でしょう。坊屋三郎さんの役名が“渋川七造”となっていますが
“渋井質店の主人”で、正しくは“渋井七造”。武智豊子(後に武知杜代子)さん扮する“ミ
ツ”は“渋井七造の死んだ親父の妻”なので、苗字は“渋井”。若原初子さん扮する“ヨシ”
は“寿司屋の横川の妻”なので、苗字は“横川”。原恵子さん扮する“チヨ”は“主人公/小
林旭の母”なので、苗字は“清水”。荒井岩衛さん扮する“運転手”は“クロヒーモ/ジョー
ジ・ルイカーの子分(運転はしない)”高田栄子さん扮する“ツル”は、“ヒロイン/浅丘ル
リ子の母”なので、苗字は“松田”。宮川敏彦さん扮する“アナウンサー”は自己紹介では“
放送局の録音係”。藤村有弘さん扮する“夕立勘五郎”は、作品を見ると“勘九郎”と聞こえ
ます。水森久美子さんの役は、“数寄屋橋ショッピングセンターの前で太郎/井上昭文に声を
かけられる通りがかりの女性”。伊豆見雄(後に英輔)さんの役は、“警官”。秋山耕志さん
と大庭喜儀さんの役は、“銀座情報社の社員”。 《情報提供/NOBOさん》
『関東無宿』
小林旭さんの役名が“鶴田〔カクタ〕光雄”となっていますが(※『地底の歌』ではその通り
)、ここでは誰の発音を聞いても苗字は“〔カツタ〕”です。松原智恵子さん扮する“トキ子
”の苗字は“伊豆”。平田大三郎さん扮する“ダイヤモンドの冬”は、“岩田辰子/伊藤弘子
の弟”なので、苗字は“岩田”でしょう。江角英明さん扮する“桂庵の男”は“五王町の旅館
でびっくり鉄/野呂圭介から山田花子/中原早苗を三万円で買う男”。木島一郎さんの役は、
“吉田組の組員(シナリオでは名前は若林)”。井東柳晴さんのクレジットはなし。衣笠真寿
男さんの役は、“信州の旅館で岩田辰子たちのインチキ博打を見破る男”。長弘さんの役は、
“刑事”。瀬山孝司さんの役は、“伊豆組の組員”。澄川透さんと久松洪介さん、千代田弘さ
んの役は、“小山組三代目襲名披露宴の出席者”。重盛輝江(後にてる江)さんの役は、“信
州の旅館で岩田辰子たちと賭けをする客”。漆沢政子さんの役は、“五王町の旅館の女中”。
松丘清司さんの役は、“警察の看守”。澄田浩介さんの役は、“岩田辰子の相棒のイカサマ師
”。 《情報提供/NOBOさん》
1964年
『東海遊侠伝』
吉行和子さん扮する“小染”の本名は“大瀧雪江”。北島三郎さんの役名が“渋谷の三郎”と
なっていますが、劇中では“流しの三郎”と呼ばれています。芦田伸介さんの役は、“主人公
/小林旭が通う柔道場・前田道場の道場主”(多分、苗字は“前田”)。雪丘恵介さんの役は
、“深川の料亭の主人”。 《情報提供/NOBOさん》
『花と怒濤』
久保菜穂子さん扮する“芸者・万竜”は、劇中では“浅草(エンコ)の万竜”と呼ばれていま
す。山内明さんの名前の漢字表記は“宇三郎”ではなく、“卯三郎”が正しいようです。
『無頼無法の徒 さぶ』
小林旭さん扮する“栄二”の苗字は“大西”。また人足寄せ場では、“〔ブシュウ〕”と呼ば
れています。長門裕之さん扮する“さぶ”の苗字は“安田”。高品格さん扮する“松田権蔵”
は通称“石川島寄せ場の赤鬼”。梅野泰靖さんの名前が“小島正一郎”となっていますが、劇
中、“小島〔・リョウジロウ〕”と自己紹介します。小松方正さん扮する“清七”の苗字は“
山本”で、自称“モッコ小屋の清七”。花村彰則さんの役は、“綿文の番頭・〔タイチ〕”。
黒田剛さんの役は、“飲み屋の女/重盛輝江の旦那”のようです。高橋明さんの役は、“警官
”。解説に、「『渡り鳥北へ帰る』以後、ルリ子との久々の共演作〜」とありますが、『夢が
いっぱい暴れん坊』以後なのでは?。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『生きている狼』
“企画”は“山本武”のみクレジット。小林旭さん扮する“山口明夫”の別名は“おいらん権
八〔ゴンパ〕”“足抜け権八〔ゴンパ〕”。笹森礼子さん扮する“早苗”は“主人公/小林旭
の妹”なので、字は“山口”、二役である“千恵”は“村田親分/芦田伸介の娘”なので、苗
字は“村田”。草薙幸二郎さん扮する“健”は、“投げドスの健”と自己紹介します。“易者
-水原亨二”とありますが、正しくは、“易者-水木京二(後に京一)”。“乾分1-二階堂郁
夫”は“村田組の乾分”。“女郎1-樽井釉子”“女郎2-高山千草”“女郎3-高田栄子”“女
郎4-水森久美子”“女郎6-加藤洋美(後にヒロ実)”“女郎7-漆沢政子”は“東雲楼の女郎
”。茂手木かすみさん扮する“女郎5”は“銀次/高品格たちがさらって来た向島の女郎”。
“京子-宮沢尚子”“君江-水城英子”は“主人公が〔トウゲン〕楼から逃がす女郎”。“ヒ
ロインの笹森礼子は、小林旭の妹役と、彼女にそっくりの女郎の二役”とありますが、正しく
は“小林旭の妹である女郎役と、彼女にそっくりの村田組の娘の二役”。小林旭さん歌う(作
詞も)“おもかげ”という主題歌があります。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『さすらいの賭博師』
木浦佑三さん扮する“健一”は、“主人公/小林旭の兄”なので苗字は“氷室”でしょう。緒
方葉子さんと渡辺節子さん、有田双美子扮する“ホステス”は“クラブ・サイセリアのホステ
ス”。おさげ姉妹さん扮する“歌手”は“民謡酒場の四姉妹の歌手”。“歌手-西條由美”“
歌手-牧村純子(現・旬子)”は“クラブ・サイセリアの歌手”。柴田新三さんの役は、“実
/小山伸一を轢きそうになる早苗/長内美那子と文子/堀恭子を乗せた港タクシーの運転手”
。晴海勇三さんの役は、“河村の子分でボクサーくずれ”。橘田良江さんの役は、“ローザ美
容院の店員”。アレキ・サンダー、フランク・スミス、スチーブ・マンションさんの役は、“
河村興業と密輸拳銃の取り引きをする三人の外国人”のようです。
《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『俺たちの血が許さない』
“脚本”は、“竹森竜馬、伊藤美千子”のみのクレジット。高品格さんの役名が“片貝豊作”
となっていますが、“信州に住む郷田ヤス子/松原智恵子の祖父”なので、苗字は“郷田”。
弘松三郎さん扮する“部長”は、“浅利慎次/高橋英樹が勤めていた東京宣伝の部長”。上野
山功一さん扮する“若い男”は“クラブ・ブラックウイドウのボーイで難波田憲亮/小沢栄太
郎の子分”。森みどりさん扮する“バー「シャン」の美人”は厳密には“熱海のバー・シャン
のホステス”。堀恭子さんの役は、“同・客引き”。小柴隆(後に尋詩)さんの役は、“クラ
ブ・ブラックウイドウのバーテン”。高橋明さんの役は、“難波田憲亮の書生”。三杉健さん
と水川国也さんの役は、“熱海で慎次と喧嘩をする東京の〔サワムラ〕一家のチンピラ”。三
船好重さんの役は、“熱海のバー・シャンのマダム”。高田栄子さんの役は、“芸者”。横田
陽子さんは“横田楊子”とクレジットされていて、役は、“熱海のバー・シャンのホステス”
。中庸子さんと平塚仁郎さんの役は、“東京宣伝株式会社の社員”。赤司健介さんの役は、“
難波田憲亮の子分・〔アカシ〕”。大庭喜儀さんの役は、“難波田憲亮の子分・〔オオバ〕”
。塚本栄三さんの役は、“難波田憲亮の子分・〔ツカモト〕”。金子光伸さんの役は、“幼い
頃の浅利良太”。石岡寿一さんの役は、“幼い頃の浅利慎次”。
《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『黒いダイスが俺を呼ぶ』
小林旭さんは厳密には、“川野/佐野浅夫の息子の遺影”でもあります。井上昭文さん扮する
“神戸刑事”は“本庁からきた刑事”。奈良岡朋子さん扮する“かね”は“川野の妻”なので
苗字は“川野”。田端義夫さんの役名が“クラブの歌手”となっていますが“バー・クラウン
で歌い出す客”。河上信夫(後に喜史朗)さん扮する“庄三”と新井麗子さん扮する“たか”
は“堀茂子/西尾三枝子の両親”なので苗字は“堀”。高田栄子さん扮する“女房”は“幸田
電機商会の店主・幸田/山田禅二の女房”なので苗字は“幸田”。佐野浅夫さん扮する巡査の
役名が“佐野”となっていますが、自宅の表札は“川野”です。進千賀子さんの役は、“主人
公/小林旭の恋人・〔トシコ〕”。伊豆見雄(後に英輔)さんと千代田弘さん、二木草之助さ
んの役は、“バー・クラウンの客”。今村弘さんと宮川敏彦さん、根本義幸さんの役は、“依
田/玉川伊佐男の子分”。田畑善彦さんと立川博さん、沢美鶴さん、水川国也さん、大庭喜儀
さんの役は、“榊原の子分”。秋山耕志さんの役は、“バー・クラウンのバーテン”。倉田栄
三さんの役は、“依田組が営むパチンコ店の店員(依田の子分?)”。水城英子さんと樽井釉
子さん、緒方葉子さん、渡辺節子さん、和田美登里(後にみどり)さんの役は、“バー・クラ
ウンのホステス”。挿入歌としてクレジットされている“かえり船”は劇中では歌われていま
せん。 《情報提供/NOBOさん》
『ギター抱えたひとり旅』
福田トヨさん扮する“靴屋の女房”は、実際には“諏訪市の成田屋〔ナルタヤ〕旅館の女将”
。“私服1-長弘”“私服2-英原穣二”は“刑事”。加原武門さん扮する“組長”は“回想シ
ーンで主人公が乗り込むいかさま賭博をする神戸の賭場の組長”。玉井謙介さん扮する“靴屋
の主人”は、実際には“成田屋旅館の主人”。芦田伸介さん扮する“辺見”は、“戸川聖子/
松原智恵子の父”で、本名は“戸川”。村田寿男さん(おそらく鈴木三右衛門さんも)の役は
、“望峯閣ホテルで行われた上納賭博の客”。須田喜久代さんの役は、“戸川聖子が働く幼稚
園の同僚の教師”。田中滋さんの役は、“貝原組の事務員”でしょうか。挿入歌として“裏町
小唄”(歌・久美悦子)があります。 《資料提供/由美子さん/NOBOさん》
1965年
『拳銃無頼帖 流れ者の群れ』
平田大三郎さん扮する“潜入刑事・青田”の通称は“マドロスのアオちゃん”。河野弘さん扮
する“白虎組親分”は“熱海の八紘会館落成パーティーに出席する親分衆の一人”で白虎組親
分ではないようです。露木護さん扮する“××館・番頭”は“下田館・番頭”。押見史郎さん
扮する“◯◯荘・番頭”は“越前屋・番頭”のようです。橘田良江さん扮する“◯◯荘・女中
”は“同・女中”。大塚トミエさん扮する“××館・女中”は“下田館・女中”。加原武門さ
んの役は、“高崎のヤクザ・白虎組親分”。長弘さんと黒田剛さん、小柴隆(後に尋詩)さん
、瀬山孝司さんの役は、“八紘会・幹部”。衣笠真寿男さんの役は、“ラーメンの出前持ち”
。緑川宏さんの役は、“タクシーの運転手”。里(後に大門)実さん(おそらく村上和也さん
も)の役は、“植木屋”。久遠利三さんと二木草之助さんの役は、“八紘会館落成パーティー
に出席する親分衆”。高緒弘志さんの役は、“吉田/雪丘恵介を連れ出す横浜のヤクザ”。赤
司健介さんの役は、“八紘会の組員”。 《情報提供/NOBOさん》
『投げたダイスが明日を呼ぶ』
平田大三郎さん扮する“照彦”の苗字は“中島”。松原智恵子さん扮する“友子”と加藤嘉さ
ん扮する“平次郎”は“照彦/平田大三郎の妹と父”なので、苗字は“中島”。郷エイ治さん
扮する“浦辺”は“島野/浜田寅彦が宗藤/金子信雄から二ヶ月の期限で借りている殺し屋・
人殺しのジョー”。澄川透さん扮する“丘の居住者A”は“中島農園の仲間”。水木京二(後
に京一)さん扮する“ルーレット係の男”は厳密には“島野の賭博のルーレット係の男”。玉
井謙介さん扮する“ある喫茶店のマスター”は“バー・花園で龍/牧伸二にイカサマでカモに
される中年男”。西条由美さん扮する“歌手”は厳密には“バー・花園の歌手”。光沢(後に
光)でんすけさんと小柴隆(後に尋詩)さん、三船好重さん、高田栄子さんの役は、“土地を
開拓して農園を開いた中島平次郎/加藤嘉の仲間”。英原穣二さんと倉田栄三さん、熱海弘到
さんの役は、“島野興業の部下”。北出桂子さんの役は、“梅沢/河合健二の妻”なので苗字
は“梅沢”でしょう。桂小かんさんの役は、“〔カワデラ〕と呼ばれる競馬のノミ屋”。鈴木
英一さんが子役の男の子だとすると、“梅沢の息子・〔サブロウ〕”。“ギターを持った渡り
鳥”は実質的には主題歌ですが、クレジットでは挿入歌として紹介されていて、しかも、“グ
ングン節”“自動車ショー歌”に続く三番目です。 《情報提供/NOBOさん/由美子さん》
『さすらいは俺の運命』
伊藤るり子さん扮する“杏子”は、“市会議員・貴島/清水将夫の娘”なので、苗字は“貴島
”でしょう。上月左知子さん扮する“咲江”の苗字は“力石”。高品格さん扮する“新庄”は
“主人公/小林旭が成り済ます主人公を追う刑事”で名前は“〔タツオ〕”。加原武門さんの
役名が“食品屋”となっていますが、厳密には“くだもの屋の浅野”。青木富夫さんの役名が
“酒屋”となっていますが、正しくは“花屋”。“親分A-河野弘”“親分B-伊丹慶治”“親
分C-久松洪介”は“主人公の抹殺を図る東部連合会の親分衆”。紀原土耕さんの役名が“警
官”となっていますが、正しくは“交通事故にあった咲江/上月左知子の子供の手術をする外
科医”。二木草之助さんの役名が“菓子屋”となっていますが、正しくは“酒屋”。太田雅子
(後に梶芽衣子)さん扮する“利子”の苗字は“力石”(力石家の墓に埋葬されています)。
井田武(後にいだたけ志)さん扮する“運転手”は“なぎさレストハウスの送迎バスの運転手
”。“歌手-バーブ佐竹”“歌手-三界りえ子”は“クラブ・シーサイドに出演している歌手
”。真山一郎さん扮する“歌手”は“なぎさレストハウスに出演している歌手”。林家三平さ
んの役が“司会者”となっていますが、厳密には“真山一郎ショーの司会をする林家三平(本
人)”。大泉滉さん扮する“マネージャー”は、“バンド・ブルーソックスのマネージャーの
〔オオイズミ・アキラ〕”。日下部聖悦さんの役は、“咲江/上月左知子の息子・〔ジュン〕
”ではないでしょうか。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『意気に感ず』
平田大三郎さん扮する“神保一郎”は、“専務”ではなく“常務”。弘松三郎さん扮する“安
井”は、“営業部長”ではなく“(神保物産の)営業課長”で、〔ヤスムラ〕(?)と呼ばれていま
す。伊藤寿章(後の澤村昌之助)さん扮する“大井専務”は“神保物産の専務”。雪丘恵介さ
ん扮する“内田常務”は“神保物産の常務”。近藤宏さん扮する“大沢営業部長”は“西田物
産の営業部長”。木浦佑三さん扮する“横川営業部長”は“京浜機械の営業部長”。長弘さん
の役は、“西田物産の社員”。光沢(後に光)でんすけさんの役は、“主人公/小林旭が住む
アパート・あけぼの荘の管理人”。柴田新三さんと黒田剛さんの役は、“九州の〔フジ〕組の
やくざ”。北出桂子さんの役は、“東沢海運の社員”。渡辺節子さんと西原泰江さんの役は、
“バー・グロンのホステス”。ちなみに主人公の手帳には、バー・グロンのツケのメモに、“
美智子(あるいは真智子)”と“みどり”の名前あり。大谷木洋子さんの役は、“バー・ロマ
ンのホステス”でしょう。解説部分に“商事会社営業部長の志田英吉”とありますが、営業部
長ではなく、ただの平社員です。 《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『黒い賭博師』
富士真奈美(現・冨士眞奈美)さん扮する“玲子”はさん扮する“子爵・姐(姉?)小路/益
田喜頓の娘”なので、多分、苗字は同じでしょう。白井鋭さんの役が“水上警察官”となって
いますが、“横浜の七宝園へマルコムたちを連行しに来た警視庁のパトカーの警官”。“マル
コム”役が“ガス・ブロウ”となっていますが、正しくは“ポール・シューマン”。“スベニ
ア王国大使-アパナイ・A”“黒人・賭博師-ハッソン・ホン”のクレジットなし。
《情報提供/ツカさん/由美子さん/NOBOさん》
『三匹の野良犬』
郷エイ治さんの役が“東田〔アズマダ〕”と“頬に傷のある男”となっていますが、同一人物
の“流れ者”。宮原徳平さん扮する“私服”は“木暮刑事/多々良純の同僚刑事”。加原武門
さん扮する“三国人風の男”は“ダイヤの密輸相手”。久松洪介さん扮する“片桐の死体”は
“片桐組の組長・片桐源造”。福田トヨさん扮する“食料品店の女房”は、“遊覧船の待合所
の売店のおばさん”。挿入歌として“アリューシャン小唄”(歌/永井江利子・山下洋治とム
ーディースターズ)のクレジットあり。出演者としてもクレジットされています。また、主題
歌としてクレジットされている“行こうぜここが別れ道”は使われず、タイトル・キャストの
クレジットとエンディングには“男の旅路”が使われています。
《情報提供/由美子さん/NOBOさん》
『黒い賭博師 ダイスで殺せ』
弓恵子さん扮する“ルミ”は、“坂口/小高雄二の妹”なので、苗字は“坂口”でしょう。“
子分A-島村謙二(後に謙次)”“子分B-柴田新三”は“坂口の子分”。“船員A-久遠利三
”“船員B-糸賀靖雄”は“坂口の経営するバーでポーカーをする船員”。桂小かんさん扮す
る“ボーイ”は“同バーのバーテン”。岩手征四郎さん扮する“子分D”は“何明巴の子分”
。若葉めぐみ(後に椿麻里)さん扮する“裸女”は“竜宮トルコのトルコ嬢”。谷村昌彦さん
の役名は正しくは“テキサス・キッド”。左卜全さん扮する“多吉老人”は“坂口兄妹の祖父
”なので苗字は“坂口”、“〔ダイフク〕寺の住職で両手使いの多吉という異名を持つ元・博
徒”。市村俊幸さん扮する“何明巴”の読みは“〔ホー・ミンパ〕”。杉江弘(後に杉山弘太
郎)さんの役は、“坂口の子分”。衣笠真寿男さんと村上和也さんの役は、“何明巴/市村俊
幸の側近”。中平哲仟さんの役は、“悪玉の手先の一人(原田の子分?)”。杉浦公司さんの
役は、“何明巴の子分”。ケーイ・アンド・ジャニーさんの役は、“何明巴が営む明華飯店の
ステージに出ているショー芸人”でしょう。 《情報提供/NOBOさん》
『野郎に国境はない』
鈴木やすし(現・ヤスシ)さん扮する“健”は“レフトの健”と自称します。また“兄”が“
小川姓”らしいので、彼の苗字も“小川”ではないでしょうか。アンジェラ(タイトルバック
ではアンヂェラ)・浅丘さんの役名が“石坂あけみ”となっていますが、劇中でも“アンジェ
ラ・浅丘”と自己紹介します(アンジェラ名は劇中でも芸名なのでしょうか?)。浜川智子(
後に浜かおる)さん扮する“グラマーな女”は、“主人公が闇の賭博場でくどく女”。晴海勇
三さん扮する“渋川”は“渋井”の可能性あり。小泉郁之助さんは“戸倉刑事部長”ではなく
“戸倉部長刑事”。守屋徹さんは“鑑識課員”ですが“課長”であるかどうかは不明。解説に
「原作は山村正夫の同名小説」とありますが、タイトルバックには、原作名は、《墓場に国境
はない》とあります。 《情報提供/ツカさん/NOBOさん》
『マカオの竜』
小林旭さんは“マカオの竜”(本名として〔リュウ・エイシュウ〕とも自己紹介)と名乗りま
すが、実は“偽者”で、本物はすでに死亡。十朱幸代さん扮する“奈美”は“〔モトムラ〕船
長の娘”なので、苗字は“〔モトムラ〕”でしょう。弓恵子さん扮する“リエ”は、“会津/
宍戸錠の妹”なので、苗字は“会津”でしょう。武智豊子(後に武知杜代子)さん扮する“ハ
ツ”は、“なぎさホテ
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