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つれづれなるままに日暮らし

4つの「原発事故調」を比較・検証するー福島原発事故 13のなぜ?

Google (*) Amazon 原発事故調*

内容紹介
福島第一原子力発電所事故における民間、東電、国会、政府……。4つの「報告書」を読み直す。

福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書』 (*)
『福島原子力事故調査報告書』 (*)
『国会事故調 報告書』 (*)
政府事故調 中間・最終報告書』 (*)

しかしこれら報告書に関するメディアの分析や解説、内容を精読しても、震災事に福島原発
何が起こっていたのか、何が原因なのか、事故後の対応は適切だったのか、責任は誰にあっ
たのかなど、重要な部分はなかなか見えてこない。

本書は4つの報告書を比較・精査し、「13の疑問」として科学ジャーナリストらが客観的に再検証する。

【本書で再検証する13の疑問】
Q.00福島第1原発事故の全体像・推移と4事故調
Q.01 地震津波か? なぜ直接的な原因が不明なのか?
Q.02 ベントは、なぜ遅れたのか?
Q.03 メルトダウンの真相は? なぜ発表は迷走したのか?
Q.04 事故処理のリーダーは、なぜ決まらなかったのか?
Q.05 東電の「全員撤退」があったか、なぜはっきりしないのか?
Q.06 テレビ会議の映像に、なぜ音声がないのか?
Q.07 なぜ「原子力ムラ」は温存されたのか?
Q.08 なぜ個人の責任追及がないのか?
Q.09 住民への情報伝達は、なぜ遅れたのか?
Q.09+ 放射線被曝情報の誤解と混乱は、なぜ生じたか?
Q.10 なぜ核燃料サイクル問題の検証がないのか?
Q.11 原子力規制への提言が報告書によって違うのは、なぜか?
Q.12 なぜ4報告書がこのまま忘れ去られようとしているのか?
Q.13 なぜ4報告書には「倫理」の視点が欠けているのか?

著者について
【日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)】
科学ジャーナリストという専門職業人の横の連絡を強め、また科学ジャーナリズムの向上に努力
すべく1994年に創設。いかなる権威にも拘束されないというジャーナリズムの原点に立つ、完全
に独立した自由な組織として運営されている。財政は会員と賛助会員の会費でまかなう。
現在の会員数は正会員約250名、賛助会員14団体。

【執筆者】(順不同)
柴田鉄治(元朝日新聞科学部長)
横山裕道(淑徳大学客員教授)
堤佳辰(元日本経済新聞論説委員)
高木靭生(元日経サイエンス編集長)
荒川文生(地球技術研究所)
桶田敦(TBSテレビ報道局次長)
林 衛(富山大学人間発達科学部准教授)
林勝彦(元NHKプロデューサー)
小出五郎(元NHK解説委員)