私たちは、生活の中で様々な情報を扱い、生活に役立てている。生活環境の中で、私たちがどのような情報を認知し、私たちの発する情報は生活の中でどのように役立っているのか、情報収集の手法や情報の流れ、処理の方法を中心に説明する。近年急速に普及したモバイル機器やユビキタス機器の運用について、消費者の視点から論ずる。また、高齢化社会において、生活の大きな部分を占めてくると思われる医療・福祉分野における、最新の情報技術について解説し、日常生活における利用や応用可能性について論ずる。
第13回 さまざまな情報処理
本章では、人が行う情報処理を計算機が行う「人間情報処理」について概観する。また、その中で重要な役割を果たす機械学習について解説する。さらに、近年、大規模データの収集が容易になりつつあり、いわゆるビッグデータ処理といわれる計算機による情報処理が注目されている。ここでは、ビッグデータの可視化や分析について述べる。
【キーワード】
画像処理、顔認識、音声認識、機械学習、ビッグデータ処理
担当講師:河口 信夫(名古屋大学大学院教授)
- 教師あり
- 教師なし
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- K-Means Clustering (K-平均法)
ビックデータ
第14回 ネットワークの基礎と社会応用
IPネットワークの基礎的な仕組みを学ぶと共に、インターネットの構成や、その社会応用について学ぶ。また、ネットワークセキュリティの基礎についても学ぶ。