天安門事件、再評価を＝自由、民主の価値強調−台湾総統 2017年06月04日

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台湾の蔡英文総統は４日、中国の天安門事件から２８年を迎えて自身のフェイスブックにコメントを発表した。中国当局に対して「開放的な態度で事件に向き合うべきだ」と訴え、「暴乱」とみなす事件の再評価を呼び掛けた。

蔡氏は「両岸（中台）で最も距離があるのは民主と自由だ」と強調。「一歩踏み出したいと願いさえすれば、中国当局は改めて事件に新しい意義を与えることができる」と指摘し、「台湾は中国と民主化の経験を分かち合いたい」と書き込んだ。

中国に国家政権転覆容疑で逮捕された与党・民進党元職員、李明哲氏の早期釈放を改めて求めた。(c)時事通信社

天安門事件*