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つれづれなるままに日暮らし

『もののけ姫』

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アシタカ(アシタカヒコ)
主人公。ヤマト(大和)との戦いに破れ、北の地の果てに隠れ住むエミシ(蝦夷)一族の数少ない若者で、王になるための教育を受けた、一族の長となるべき少年である。王家の血を受け継ぐ気品と、狩で鍛えた秀た技の持ち主。無口だが正義感が強く潔く[4]、村を襲おうとするタタリ神に矢を放ち、命を奪う事と引き換えに死の呪いをかけられる。それがきっかけとなり、村を追われることとなった。
右腕には呪いの印である痣があり、「アシタカに爆発的な力を与えるが、代わりに少しずつ命を奪っていく」というものである[4]。弓の扱いに長け高い身体能力を持つ。また、タタラ場の女性たちから興味を持たれたり、トキからは「いい男」と評されるなど端整な顔立ちをしている。

祟り神(たたりがみ) 荒御霊

ワカナ アシタカ

もののけ姫都市伝説 | 日本の裏話 - 気になるあの裏話の真相 2015/03/05

アシタカのモデルは「長髄彦(ながすねひこ)」?

アシタカの名前にまつわるものです。アシタカの名前の由来は、日本神話に出てくる、長髄彦(ながすねひこ)だというものです。この漢字からすると名前の意味は「すねの長い男性」ということです。すねとは、脚の膝下の前側の部分を言いますね。それではアシタカの意味を考えてみましょう。アシタカは正式にはアシタカヒコという名前で、こちらも「脚高」つまり「脚が長い」という意味ですね。
長髄彦は、神武天皇の東征に対抗した大和の土豪と言われています。古事記では「登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネヒコ)」と記されています。妹の三炊屋媛(トミヤビメ)は、物部氏の祖神饒速日命(ニギハヤヒノミコト)の妻だったそうです。神武天皇が大和に攻め入ったとき、長髄彦は勇敢に戦い、神武の兄五瀬命(イツセノミコト)に重傷を負わせのちに死亡します。

長髄彦はさらに神武の軍に抵抗しますが、黄金の鵄が神武天皇にとまり、長髄彦の軍は目がくらみ戦うことができなくなります。長髄彦は妹の夫である饒速日命に忠誠を尽くそうとしますが、神武天皇に寝返った饒速日命は、自分の部下である長髄彦を殺してしまいます。このように勇敢で忠節な人格がアシタカと重なりますね。そして一説ですが、長髄彦は蝦夷の先祖だと言われています。