現代の国際政治(’13) Web 16:45〜5:30
国際政治の風景を太いタッチで描く。本書の二つのキーワードは、アメリカとイスラムである。アメリカという視点からイスラム世界を、イスラムという視点からアメリカを語る。両者の視点の交わった点に浮かび上がってくる風景は、アメリカの一極覇権の衰退である。
その衰退の大きな要因はイラクとアフガニスタンの戦争の負担である。イラクとアフガニスタンの経験を踏まえて、戦争の新しい形を紹介する。全体を通じて21世紀の国際政治の新しい風景を描きだす。
第8回 パキスタンの苦悩
パキスタンという国家の直面する構造的な問題点を分析する。