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  米国国立がん研究所(NCI)米国食品医薬品局(FDA)、大学、
  がんセンターからのニュースなど欧米発のがん情報を翻訳しています。

  当メルマガは2週間分の新着掲載情報をまとめてお知らせします。

☆〜がんセミナー&「医療翻訳講座(基礎)」冬期・春期講座のお知らせがあります〜☆

━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.12.23発行━━━━━━━━━━━

─────公的機関─────

■■NCI■■

◆標的免疫療法の新たな可能性が研究により明らかになる
[NCIブログ〜がんの動向〜 2015年10月29日]

米国国立がん研究所(NCI)の研究チームは、数種の消化器がんは免疫系が認識しうる腫瘍特異的変異を有していることから、こうした腫瘍を持つ患者に対しては新たな治療法の可能性があると報告した。

(詳細を読む↓)

http://www.cancerit.jp/36991.html

◆低所得が臨床試験登録の障壁になることが試験で示される
[NCIブログ〜がんの動向〜 2015年11月16日]

最近の調査研究で、NCI Community Oncology Research Program(NCORP)に所属する研究者らは、年間世帯所得が50,000ドルを下回る患者は、それより所得が高い患者に比べがん臨床試験への参加が少ない傾向にあることを発見した。年間世帯所得が20,000ドル未満の患者の参加率は最も低かった。

(詳細を読む↓)

http://www.cancerit.jp/37060.html

◆脳腫瘍の患者に分子標的薬ダブラフェニブが劇的な効果 (*)
[NCIブログ〜がんの動向〜 2015年12月3日]

乳頭型頭蓋咽頭腫として知られている脳腫瘍のほとんどの症例に、V600Eと呼ばれているBRAF遺伝子の変異がおきていることを、研究者らが昨年報告した。新しいケーススタディにおいて、この疾患の患者は、BRAF変異タンパクを阻害する分子標的薬に劇的な反応を示すことを、研究者らは新たに発表した。

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http://www.cancerit.jp/37104.html

■■FDA■■

FDAが化学療法剤の過剰投与に対する緊急治療薬としてuridine triacetateを承認
FDAニュース 2015年12月11日]

米国食品医薬品局(FDA)は、2015年12月11日、小児および成人患者へのフルオロウラシルまたはカペシタビンの過剰投与、あるいはこれらの抗がん剤投与後4日以内に発現した重度または致死的な毒性に対する緊急治療として初めてuridine triacetate(商品名:Vistogard)を承認した。

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http://www.cancerit.jp/37049.html

FDAがALK陽性肺がんの新規経口治療薬としてアレクチニブを承認
FDAニュース 2015年12月11日]

米国食品医薬品局(FDA)は2015年12月11日、クリゾチニブ(商品名:ザーコリ)と呼ばれる薬剤による治療後に病勢が悪化した、またはクリゾチニブ治療を認容できない進行(転移性)ALK陽性非小細胞肺がん(NSCLC)患者を適応としてアレクチニブ(商品名:アレセンサ)を承認した。

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http://www.cancerit.jp/37096.html

■■NCCIH■■

◆オメガ3脂肪酸類について、知っておくべき7つのこと
[国立補完統合衛生センター(NCCIH) 2015年9月24日更新(2015年12月8日翻訳)]

オメガ3脂肪酸は、体内のさまざまな機能において重要な多価不飽和脂肪酸である。オメガ3脂肪酸であるEPADHAは、サケ、マグロ、マスなど脂の多い魚や、カニムール貝、カキなどの貝類に含まれている。
アブラナ油や大豆油といった一部の植物油などの他の食品には、ALA(アルファリノレン酸)という別の種類のオメガ3脂肪酸が含まれる。また、オメガ3脂肪酸サプリメント(栄養補助食品)でも利用することができ、EPADHAを含有する魚油、ALAを含有する亜麻仁油などがある。魚介類を摂取することによる健康面へのメリットについてはある程度証明されている。オメガ3脂肪酸サプリメントによる健康面に対するメリットは、いまだ明確ではない。 オメガ3脂肪酸について知っておくべきことに、以下の7つがある。

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http://www.cancerit.jp/36975.html

■■NHS■■

◆加工肉は「がんを引き起こす」とWHOが警告
[英国医療サービス(NHS) 2015年10月9日]

「加工肉は喫煙と並んでがんの主要な原因であると世界保健機関(WHO)は述べている」とDaily Telegraph紙は報じている。加工肉は煙草、アルコール、アスベストと同順位で第1群発がん物質とされてきた。
WHOの国際がん研究機関(IARC)は赤身肉および加工肉の摂取とがんの関連性を評価した報告書を発行した。Q&Aファクトシートも発行された。
この報告によると、赤肉とは牛肉、子牛肉、豚肉、羊肉などの未加工肉のことで、加工肉とは、加塩、塩漬け、発酵、燻製またはその他の方法で加工した肉を指す。
最大のエビデンスは大腸がんとの関連性を示すものである。

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http://www.cancerit.jp/36802.html

◆「アスピリンによりがん患者の生存率が2倍に」と結論するのは時期尚早
[英国医療サービス(NHS) 2015年9月28日(2015年12月17日翻訳)]

アスピリンでがん患者の生存率が2倍近くになる可能性がある」とDaily Mail紙が報じ、さらに多くの新聞も同様の主張を掲載した。
Daily Mail紙は次のように伝えた。「大腸がん、胃がん咽頭がんの患者の4分の3が5年後も生存していた。アスピリンは『特効薬』であり、がんとの診断があればただちに処方するべきである」。

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http://www.cancerit.jp/37070.html

乳がん検診の推奨グレード
[米国予防医学専門委員会(USPSTF) 2009年12月(2015年12月21日翻訳)]

《米国予防医学専門委員会(USPSTF)とは、米国医療研究・品質調査機構(AHRQ)の独立委員会で、検診や予防医療の研究のレビューを行って米国政府の推奨グレードを作成します。》

米国の乳がん検診の推奨グレード(2009年更新)

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http://www.cancerit.jp/37043.html

─────民間機関─────

◆OncoLog 2015年10月号◇芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)および関連疾患に希望となる新たな分子標的(CD123)治療
[MDアンダーソンがんセンター 2015年10月号]

一般的な造血器腫瘍の治療は、大量の試験データと疾患に関する医師の長年の経験に基づいている。しかし、芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)のようにまれでほとんど研究されていない血液腫瘍では、そのような情報が限られていることが多い。その状況も、新しい分子標的が見つかったおかげでまもなく変わるかもしれない。その発見が相次ぐ革新的な治療法の登場と、このまれな悪性腫瘍を対象とする初めての臨床試験につながった。

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http://www.cancerit.jp/36463.html

うつ状態の頭頸部がん患者は生存率が3.5倍減少し、再発リスクが上昇する
[MDアンダーソンがんセンター 2015年12月3日]

うつ状態は、頭頸部がんの5年生存率および再発率の重要な予測因子である。これは、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの新たな研究による。これらの知見は、Psychosomatic Medicine誌で発表され、がん生存率におけるうつ状態の影響についての最も大規模な報告の一つである。

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http://www.cancerit.jp/37122.html

■■医療ニュース■■

◆Rindopepimutは、再発膠芽腫の長期生存ベネフィットを示す
[キャンサーコンサルタンツ 2015年11月24日]

上皮成長因子受容体変異型III(EGFRvIII)陽性の再発膠芽腫GBM)患者において、Rindopepimut(Rintega)投与を評価したランダム化二重盲験第2相臨床試験の最終生存データが第20回米国脳腫瘍学会年次総会で発表された。

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http://www.cancerit.jp/37026.html

◆ベンダムスチン、リツキシマブとイデラリシブの併用療法が慢性リンパ性白血病(CLL)に有望
[キャンサーコンサルタンツ 2015年11月18日]

独立データモニタリング委員会(DMC)による推奨を受け、ギリアド・サイエンシズ社は2015年11月18日、治療歴のある慢性リンパ性白血病(CLL)患者に対する標準治療に追加したイデラリシブ[idelalisib](商品名:Zydeli)を評価する第3相試験を早期に非盲検とすることを発表した。
DMCの推奨は、ベンダムスチン(トレアンダ)+リツキシマブ(リツキサン)投与患者との比較による、ベンダムスチン+リツキシマブ+イデラリシブ併用投与患者のベネフィットを示した中間解析に基づいている。本研究の詳細な結果は、12月5〜8日フロリダ州オーランドの米国血液学会(ASH)年次総会で発表される。

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http://www.cancerit.jp/37086.html

■■学会・カンファレンス■■

◆PD-L1を標的とする低分子タンパクは抗PD-L1抗体免疫療法より強力
[米国がん学会(AACR)2015年9月16日(2015年12月10日翻訳)]

9月16〜19日に行われたCRI-CIMT-EATI-AACRがん免疫療法国際会議(International Cancer Immunotherapy Conference)で発表された非臨床データによると、腫瘍上のPD-L1に結合できる高親和性合成PD-1低分子タンパクは、従来の抗PD-L1抗体に比べてより有効な抗腫瘍免疫療法であり、この低分子タンパクは従来の抗PD-L1抗体に比べて他の免疫療法との併用でより有効であった。

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http://www.cancerit.jp/36943.html

◆HPVワクチンとCRPS、POTSの因果関係はないと結論(欧州医薬品庁レビュー)
[欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2015年11月6日]

欧州医薬品庁(EMA)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種後に報告された複合性局所疼痛症候群(CRPS)、体位性頻脈症候群(POTS)についてレビューを実施し、これらの報告はワクチン対象年齢層で想定される範囲内であると結論した。

(詳細を読む↓)

http://www.cancerit.jp/37000.html

◆高リスク神経芽細胞腫に対する免疫療法の新たな投与方法により小児患者の疼痛が軽減
[米国がん学会(AACR) 2015年9月16日(2015年12月12日翻訳)]

再発・難治性の高リスク神経芽細胞腫の小児の治療で、ch14.18/CHO抗体(欧州で開発されているタイプのジヌツキシマブ[dinutuximab]であるジヌツキシマブ-beta)を長期注入(LTI)で他剤との併用で用いると、現在標準の短期注入(STI)治療で発生する主な副作用である神経因性疼痛を軽減することが、CRI-CIMT-EATI-AACR国際がん免疫療法会議(9月16日〜19日)で発表された第1/2相臨床試験の結果から明らかになった。

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http://www.cancerit.jp/36933.html

◆治験中の免疫治療が膀胱がんの生存期間を延長
[米国がん学会(AACR) 2015年11月18日]

プラチナ製剤ベースの化学療法後に転移性膀胱がんが進行した患者のうち、治験中のテーラーメイドペプチドがんワクチンと最善の支持療法(best supportive care: BSC)を受けた患者は、BSCのみを受けた患者と比較して全生存期間が延長した。この第2相ランダム化臨床試験の結果が米国がん学会(AACR 2015)の学会誌Clinical Cancer Researchで発表された。

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http://www.cancerit.jp/37032.html

◆術前化学療法により病理学的完全奏効(pCR)を得たトリプルネガティブ乳がん患者の生存が改善(サンアントニオ乳がんシンポジウム2015)
[米国がん学会(AACR) 2015年12月9日]

ステージ2またはステージ3のトリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者が、術前化学療法によって病理学的完全奏効(pCR)を得た場合、術前化学療法後の手術時に微小かそれよりも大きい浸潤性残存病変が認められた場合と比べ、無再発生存および全生存が良好となることが明らかになった。この結果は、ランダム化第2相であるCALGB/Alliance 40603試験の結果であり、2015年サンアントニオ乳がんシンポジウム(12月8〜12日)で発表された。

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http://www.cancerit.jp/37101.html

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監修をしてくださる医学、薬学、他、有志の専門家、翻訳者および
その他の協力者を募集しています。ご賛同くださる方、ご連絡をお待ちしています。

応募フォーム http://www.cancerit.jp/offer

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編集・発行: 一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT for Cancer)
ホームページ: http://jamt-cancer.org/

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2016年1月16日(土)
第3回がんセミナーのお知らせ

■テーマ「EBMと日米の臨床試験
■講 師
今村 知世 先生(慶応義塾大学医学部 臨床薬剤学)
■日 時:2016年1月16日(土)14:30〜16:30、受付開始14:15〜
■場 所:SO! SHINJUKU 8F 会議室
■住 所:東京都新宿区新宿2-15-22 S2ビル8F
■アクセス
・JR 新宿駅東南口改札(地下道E10からC7より)徒歩10分
・都営新宿線 新宿3丁目駅C7出口 徒歩3分
・丸の内線 新宿御苑駅1番出口 徒歩3分 新宿3丁目駅 徒歩5分
副都心線 新宿3丁目駅 徒歩6分
■受講料:JAMT会員500円、 一般1000円(*がんサバイバーご本人は会員料金)
■定員:約25名
■お申込み
以下の項目を明記の上、メールにてお申し込みください。
セミナー申込専用アドレス⇒ workshop@jamt-cancer.org
1)氏名:
2)会員/がん患者/一般の別:
3)(一般参加者)住所:
4)(一般参加者)電話番号:

※当日13:30より、JAMT会員限定の前講座・翻訳ワークショップがございます。
詳しくはお問い合わせください。

※次回の予定
2016年2月13日(土)
JAMTがんセミナー「臨床薬理について」(講師:今村知世先生)

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「医療翻訳講座」のお知らせ

現在募集中の講座は以下の通りです。

・医療翻訳の基本を学びたい方のための「基礎入門講座」、
・12回に亘ってワシントンマニュアルに取り組む「実践講座」。

■「基礎入門講座」内容

◆メディカル翻訳の基礎知識:
スタイルガイド、辞書、ICH
◆医学・薬学の基礎:
身体の部位(解剖学)、一般的疾患、薬物動態
臨床試験の基礎知識:
薬剤の承認プロセス、治験の仕組み、有効性・安全性、統計
◆がんについて:
がんの分子生物学、医学におけるEBM、疫学(予防・検診)
◆和訳演習:
毎回4〜5題(パラグラフ単位)を事前課題として和訳

※当講座の大きな特徴として、がん(悪性腫瘍)に関する基礎知識やEBM
最新治療に関する話題などを盛り込んでいきます。
特に、一般的な翻訳講座ではあまり取り扱わない
がんの分子生物学や疫学に関しても取り扱います。

■受講料:¥36,720(テキスト料含+税) ※JAMT会員優待あり
■授業日程
2016年1月12日・19日・26日、2月9日・16日・23日、3月8日・15日・22日
(全9回。いずれも火曜日19:00〜20:30)
■通信講座
内容は上記と同様です。(添削受付期間は申込みから10か月)
現在2016年1月期のお申込みを受付中。

■「基礎実践講座」内容

◆主要内科疾患各1回
(高血圧、糖尿病、心筋梗塞脳卒中髄膜炎
◆主要な悪性腫瘍疾患各1回
(肺癌、消化管系癌、乳癌、白血病、腎臓癌)
臨床試験に関する説明2回

■受講料:¥74,520(テキスト料含+税) ※JAMT会員優待あり
■授業日程:2016年4月頃を予定。詳しい日程はお問い合わせください。(全12回。昼・夜講座あり)
■場所:SO! SHINJUKU 8F
■住所:東京都新宿区新宿2-15-22 S2ビル8F
■定員:10名(最小催行人数3名)※先着順
■通信講座
内容は上記と同様です。(添削受付期間は申込みから10か月)
現在来春のお申込みを受付中。

ご希望の講座をJAMT事務局・水野までメールにてお知らせください。
折り返し申込書フォームをお送り致します。
アドレス: mizunok@jamt-cancer.org mizunok@jamt-cancer.org

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